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2022年の終わりに。

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10日ぶりのブログ更新。(26日の54回目のピアノレッスンは先ほどこっそり更新・笑) ここのところ在宅ワークに精を出していたせいで、PCを眺める(?)時間が多くて、どうもブログを書く気力が失せていた。 1日サボるとタガが外れて、まあいいかっていう気持ちになる。 このままブログをやめてしまうことにもなりかねなかったのだけれど、幸運にも大晦日という節目の日がやってきて、書こうという気持ちが湧いてきた。 さて、今年一年どんな年だったか。 4月に還暦を迎えて、いろいろ考えるところも多くなった。 ひとつは、終活。 しかし、考えるだけで実行はまだ、ともなっていない。 自分があとどれだけ生きられるのかなあと考えることも多くなった。 年を取って、心の体力がなくなったとも感じている。 いろいろ、やりたいと思うことがあっても、億劫に感じるのだ。 まあ、もともと面倒くさがり屋ではあるけれど。笑 ふたつ目は、ピアノ。 秋の発表会が終わってから、実は、ピアノ教室に通うのをやめようかと考えるようになった。 先生に不満はまったくなく、自分の問題。 音楽って、もっと自由にやればいいんじゃないかと思って。 いや、今でも十分自由な大人の趣味なんだけどね。 教室に通うことで、練習しなくちゃというプレッシャーがある。 でも、そのプレッシャーがなくなってしまったらたぶん、今以上に弾けるようにはならなくなるのだろうなあと考えると、それもちょっと嫌だ。 とまあ、もやもや考え中。 三つ目は、仕事のこと。 今年はすこしずつレジパートの時間を減らしていて、現在は1日4時間、週3日働いている。 徐々に在宅ワークにシフトしていき、ピアノのローンが終わる63歳には、完全在宅にしたいという目標。 こちらは結構目標に向かってがんばってこれた一年だったと思う。 課題は時間の使い方。 在宅ワークは本当に時間の使い方が勝負なので、自己管理の苦手な自分はどうやって行くか検討中。 こうやって書いてみると、ネガティブな要素が多いなあ。 でも、家族全員、トラブルもなく健康で1年を過ごせたから、しあわせな1年だった。 うん、そうだな。 健康が一番!! 感謝して、1年を締めくくろう。 今年も1年間、sobakoのブログにお付き合いいただいて、ありがとうございました。 来年もつらつら書いていきますので、よろしくお願いいたします。 みなさまの202

ピアノレッスン55回目。バッハ好きは似非だった?

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正直言うと、ここのところピアノに対するモチベーションがダダ下がりで、それなりにがんばれたのはインヴェンション9番のみ。 で、それさえも結局、反復練習が曲の最後に到達できなかった。 レッスン前に先生に、 「今日は、練習ができていなくて、インヴェンションと連弾だけお願いします。」と前置きしたら、 「年末でいそがしいものね、練習に手がまわらないわよね」と言ってくれたけれど、 「いや、実は、ここのところピアノ熱が下がってしまっていて…。」と正直に話した。 すると、先生、 「そうか~、いくらバッハが好きと言っても、バッハばかりじゃあマンネリ化しちゃうかもしれないわね~。」と言い、 「思い切って、発表会曲を変更してみる?」と言い出した。 確かに、インヴェンションに加え、11月の発表会曲ゴルトベルクのアリアにプラスして第1変奏が次回の発表会の曲目となっている。 しかし、しかし、次の発表会は3月で、実質残り3か月切っているのに、今から新しい曲って無謀では???笑 先生は楽譜の本棚の前で、あれこれ探してくれている。 そして、モーツァルト2曲、ギロック1曲を提案してくれて、「とりあえず、おうちで弾いてみて」と楽譜も貸してくれた。 家に帰って、少し弾いてみたのだが、いやあ、新しい曲というか、バッハじゃない曲がとても新鮮に感じられて、なんだかちょっぴり楽しくなったんだよねえ。 さすが、何十年もピアノの先生やっているだけあるよなあ、生徒のモチベーションをあげる手段もいくつか持っているんだね、きっと。 さて、どれにしようか、思案中♪ ■今日のレッスン インヴェンション9番/バッハ 9番はこの日がお初、の割に、今までで一番できたような気がする(あと6小節くらい残ってるけど)。 右手左手のフレーズを教えてもらい、右手の高く飛んだ音をテヌート気味に弾くと素敵に聴こえるとアドバイスいただく。 仮面舞踏会(連弾)/ハチャトゥリアン プリもが伴奏になる手前までレッスン。 出だし、「もっともっと、フォルテで弾きましょう!sobakoさんの場合は、フォルテのところはフォルテッシモだと思っていいわ!」と先生。 そして、和音が続くところ、一つの和音を弾いたら力を抜いて、次の和音を弾くための準備をすることを教えてもらった。 力が入ったままでは次の和音も弾けないし、硬い音になってしまう。 先生にお手本を見せてもらって

2022年に出会った本の中から、オススメ5冊♪

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いよいよ2022年も残すところあと10日。 春に60歳の誕生日を迎えた年女sobakoのこの1年を振り返るシリーズ第1弾。 まず今日は、ピアノではなく、もうひとつの趣味である読書について書いてみよう。 今年は少しパートの時間を減らしたので、今までよりもずいぶん本が読めた。 今まで読書が趣味だと言いながらも、積読本が増えるばかりで、なかなか読むことができなかったのだけれど。 しかし、まあ、YouTubeを見る時間もかなり増えているので、本当ならもっともっと読めるはずではある。 そして、今年は私にとって良書にたくさん出会えたことも、読書時間を充実させてくれた。 本を読んでいるとき、「この本、最後まで読もうかどうしようか…」って悩むことあるんだよね。 あまり、ピンとこない本だと、「時間の無駄かも?」って思っちゃう。 年を取ってからはさらに「時間の無駄」に敏感になってしまった。 今年も1冊、Amazonではとてもレビューがよかったが、いまひとつ私の琴線には触れず、迷ったがしぶしぶ読み切ったという小説があった。 べつに、ストーリー的に面白くないというわけでもなかったけれど、なんていうかなあ、一言で言うと、「文章が浅い」って感じ?(偉そうで申し訳ない) 直後に小川洋子さんの小説を読んで、確信した。 やっぱり、小説は言葉を噛みしめて読みたいって。 本当に良い本に出会うと、読み終わりたくない気持ちになるものね。 ってことで、今年読み終えたくない気持ちになった本はこちらの2冊。 「密やかな結晶」小川洋子 朝起きると、”それまであったものが消滅している”という現象の起こる、とある島のお話。 大抵の住民は”消滅したもの”の記憶が薄れてしまうのだが、中にはずっと覚えている人も少数いて、そういう人は秘密警察に捉えられてしまうのだ。主人公の女性が思いを寄せる男性も後者のタイプで、自宅の隠し部屋に匿うのだが…。 何とも奇想天外なストーリーだけれど、小川洋子さんの小説だから、静かに淡々と話が進む。 もうね、小川ワールドにどっぷり浸かることができる。笑 言葉や文章のセンスも抜群だし、なにより、日本語が美しい。 この美しさを理解できる日本人でよかった~って心から思えるのだ。 「パリ左岸のピアノ工房」T.E. カーハート これはこのブログで紹介したことのある本。 パリに住む2児のおとうさんが近所にある謎

グールドのインヴェンション9番が…

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いよいよ一番最後のインヴェンションとなった9番。 今までとはほんの少し意識を変えて練習に取り組んでいる。 少しずつ丁寧に繰り返し練習をしているのだ。 繰り返し練習はやって当然なことなのに、振り返ってみるとやっぱり私には足りていなかった。 「毎日3小節」をノルマにやってみている今、曲の半分を越えた。 ゆ~っくりではあるが、弾けるようになってきている。 手ごたえが今までと違う。 しかも、サボっていた音階も練習している。 インヴェンション9番と同じ♭(フラット)4つのヘ短調と、ついでに(?)変イ長調。 これを9番練習の前に少しずつやっている。 ん~、まじめだ。 いや、これが本来のピアノ練習する人の姿か。 いつも、その時練習している曲を毎朝の目覚ましにセットしているので、現在はグレン・グールドのインヴェンション9番だ。 最初の頃は、ぐるぐる終わりのない曲で、まったくさっぱりわかんないなあと思っていたが、繰り返し聴くうちにようやく馴染んできた。 そして、最近、グールドの9番が、やけに切なく寂しく聞えるのだ。 なんだか、本当に寂しくて、実はあまり聴きたくなくなってきた。 だから、早く9番を卒業しなければ!と練習に励んでいる。 練習の時には寂しくならないのか?と思うかもしれないけれど、ふふ♪(笑)、残念ながら私の演奏ではならない。 すべて最後まで弾けるようになって、グールドのように寂しさ全開で演奏できるようになるのが目標!と言ったら、道のりが長すぎるかな???

ピアノレッスン54回目。いよいよあと1曲。

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インヴェンション5番 結局、2時間の繰り返し練習の賜物が私の脳みそと指に定着するには、まだまだ、時間(訓練)が必要ということで、今日のレッスンでも、うーん、まだまだアカン状態だった。 だがしかし、ホラ、私の合格基準が譜読み(音読み)だから、今日も先生「まあ、良しとしましょう」と笑いながら言って次に進むこととなった。 で、「次は~…。あら、sobakoさん!次はインヴェンション最後の曲ね!!」と先生。 「えっ?!そうでしたっけ?!」と先生から楽譜を奪い取ってめくってみるも、「ほんとだ~~~!最後ですね~~!!すごい~~~!!」と叫んでしまった。 先生も、「よくがんばってきたわね~~!」と言ってくれたけど、「いや、全然、弾けてはいませんから。」と心の中でつぶやく私。笑 それでもまあ、14曲、音は読んだので、ほんのちょっぴり感慨深い。 最後は9番。 これもまた、ちらっと聞くと無限ループ系の曲だな…。 5番もそうだけど、曲が永遠にクルクル回って終わりがない感じがするのは気のせいだろうか? しかし、最後の曲なので、最初から気合をいれて繰り返し練習でやってみよう。 ゴルトベルク変奏曲 第1変奏 実はここのところ、練習をしていなくて、さっぱりだった。 右手と左手で呼応している部分を教えてもらい、弾いてみる。 とりあえず、前半部分のみのレッスンとなった。 そして、極めつけは、「じゃあ、1回、Ariaも弾いてみましょうか」と先生。 「え?!ここで、突然来ましたか!」と私が言うと、「たまには弾いておかないとね♪」って。 まあ、次の発表会では第1変奏と共に弾く予定ではあるけれどさ、前回の発表会が終わってから、ほとんど弾いていない。 しかも今日持っているのは『ゴルトベルク変奏曲』に入っている楽譜で、これまで使っていたのは『アンナマグダレーナの音楽帳』の奏法譜なので、ぜんぜんちがう。 がんばって弾いたがボロボロだった。。。 あ~あ。 私はピアノ、やる気あるのかね? いつも、弾けない、練習不足、そんなことばかり書いている気がするなあ。

チェンバロの音でくりかえし練習♪

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気づいたら2時間、インヴェンション5番の練習をしていた。 今日は、レジパートの仕事中に、帰ってからどう練習するか決めていた。 1小節ずつ、有無を言わさず5回練習し、その後3小節ずつ5回練習し、間違えたらまたそこを繰り返し練習し、というようにとにかく繰り返し練習に励むことにしていた。 それをまるっと一曲最初から最後までやってみたら、2時間かかった。 その後、通して弾いてみたら、まあこのあいだまでさっぱりだったインヴェンション5番が、あれれ?ちょっと、弾けるようになったんじゃ?って思った。 永遠に弾けないんじゃないかと思っていたので、びっくりだよ。 終わりが見えてきて、うれしいよ。 最初からこうやって練習しておけばよかったわけだ。 しかし、明日、どれだけ体が覚えているかが問題。 今までだって、3歩進んで2歩下がる状態だったからねえ。 まあ、30%覚えていれば、残り60%をまた繰り返し練習し、また次の日も同じように繰り返して行くのみだわね。 今日の繰り返し練習は、最初から最後までアップライトピアノに付けたサイレント機能のチェンバロの音で弾いてみた。 チェンバロは、やっぱ、バロックっぽくて練習の士気があがるわ~♪ それに、サイレントってことで、いくら繰り返しても、間違えても、聴いているのは私だけってのが、いい。笑 誰に気兼ねすることなく集中できる。 これからは、繰り返し練習はサイレントですることに決めたよ。

バッハを弾けるようになるための練習

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先日、ピアノがなかなか弾けない理由をブログに書いてみた。 あれはあれで一理あるのだが、そもそも、私の今の練習方法に問題があった。 バッハ初心者のための練習。 それは、数小節ずつ小分けの練習。 おいおい、そんなの、当たり前。 自分でもやっていた。 いや、やっていたつもりになっていた。 この3日間、インヴェンションは1日のノルマを楽譜の1段と決めて、反復練習に努めた。 まあ、2日目には前日分の復習もするのだが、基本はその日のノルマを反復練習。 するとね、弾けるようになってくるね、私でも。 もちろん、スーパースローだよ。 でもね、こんな数日で手ごたえを感じるわけよ。 今までは、たぶん、小分け練習が十分でないまま、次へ次へと進んでしまい、その間、間違えたりするもんだから、その間違いも指が(脳が?)覚えてしまい、結局正しく弾けなくなってしまうっていうことになっていたのだと思う。 あれほど、いろんな本に、間違えてはいけない、ゆっくり練習で正しい音を覚えさせるのが肝心だと書いてあったのに、できていなかったのだ。バカなの?私。 インヴェンションって、片手なら弾けるのよ。 それが両手になった途端に崩壊するってことは、もう、指の訓練をするしかない。 あ、これは、ただ正しい音を弾くって意味でね。 2声を弾き分けるとか、それは正しく音が鳴らせた後の話なの私の場合。 とにかく、小分けの練習が終わるまで、心を鬼にして通しで弾かないことにする!

BACHな一日と10年日記

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朝7時、グールドの『インヴェンション5番』で起床。このところずーっと朝のテレビ体操はサボり。今日は燃えるごみの日だったけれど、それほど量がなかったので、ごみは捨てず。「金持ちの家はごみの量が少ない」と、ごみ清掃員をしながらお笑い芸人をやっているタキザワさんが言っていた。が、うちの場合は、昨日大量に捨てたばかりなので、これには当てはまらない。夫が愛犬Rさんと散歩に行っている間に、夫と息子の昼飯のおにぎりを作る。ここ十数年でずいぶんと腹回りが成長している夫に内緒で、少しずつおにぎりの大きさを小さくしているが気づいているだろうか。 8時過ぎ、夫と息子が出勤し、掃除洗濯を始める。10時には終わらせて、ピアノ練習する予定だったが、途中、愛猫Kさんの動画を撮っていたので、練習を始めたのは10時半を回っていた。少し、変ホ長調の音階を練習し、その後いつまでもまともに弾けない『インヴェンション5番』の最後の4小節から始める。気が付くと12時だった。結局、最後の2段(8小節?)、ようやく指が覚えたという気がするが、明日になったらどこまで後退しているやら、だ。その後、昨日練習した『ゴルトベルク変奏曲』の第1変奏を超ゆっくり通して弾いてみる。指の運動的には、こちらの方が簡単な気がするのは気のせいか?〆はシューベルトの『見知らぬ国と人々』(子供の情景)を暗譜で。 13時、昼ごはん。冷食のお好み焼きをチンとする。付属のソース、かつお節、青のりに加えて、愛知県民にはもちろんのマヨネーズ。美味し。録画しておいた映画『わが母の記』を観る。冒頭、バッハの『BWV1041第2楽章』が流れ、もうこれだけでジーンとなる。この映画を観るのは2回目。やっぱり、泣ける。樹木希林の演技がね、たまらんね。 そして、今、この日記を書いている。あれこれ、ブログに書きたいテーマはあったのだけど、煮詰まっていなかったので、とりあえずの日記。こんな感じで、10年日記も毎日欠かさず続いている。10年日記の1日分の記入スペースがかなり狭いので、要約するのが大変なのだが、最近は、書きたいことを最初からばーっと書き始めて、スペースがなくなったら途中で終了!とかでも構わないことにしている。きっと、書きたいと思うことは最初に頭に浮かぶのだろうから、まあ、それを書くことができればいいか、と思って。そんな自由さ加減だから、続くのだろう。きっと

これ、ラブレターじゃね?

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私がパート勤めしているスーパーには、お客様に書いて頂くためのご意見箱が設置されている。 要望だとか、クレームだとかがほとんどなんだけど、先日なんと、私に対する「お褒めの言葉」が投書されていた。 「sobakoさんはいつも優しく、気遣いがあってすてきです。ついついsobakoさんのレジに並んでしまいます」とのこと。 いやあ、くすぐったいねえ。 でもでも、とてもうれしい。 だって、誰にお願いされたわけでもなく、自発的に、わざわざ時間を割いて書いてくれたわけだから。 実際、文句を書く人はいっぱいいても、良いことを書いてくれる人はなかなかいない。 これを書いてくれたときは、私のことを頭に浮かべて書いてくれているわけで、あら!これってラブレターと同じじゃん?って思った。 相手のことを思ってメッセージを書く、おお!まさしく!笑 近頃は、自分の主張(文句)を言う人が増えて、どうも、ギスギスした世の中になってしまった気がする。 悪いところにばかり目を向けるのではなくて、良いところに気づく心を大切にしたいと思った。 だって、褒められるとこんなに気分が上がるんだよ?笑 ニコニコした人が増えたら、また、他の人をも笑顔にできるよねえ? 話はちょっとそれるけど、私が中学1年生の時のことをふと思い出した。 私と母は友達みたいな関係で、〇〇先輩がカッコイイだとか、△△ちゃんは彼氏がいるんだよだとか、なんでもしゃべっちゃっていたんだけど、ある日、母が、「もし、sobakoがラブレターもらったら、見せてよね」と言うので、「え~、なんで~?笑」と言うと、「だって、お母さんモテなかったから、そういうのもらったことがないんだもの。読んでみたい♪」と母。 で、約束通り、ラブレターを初めてもらった時に見せてあげたら、きゃーきゃー言ってた。笑 今考えれば、相手の男の子は気の毒だったわね。笑 今回もらったお客様からのラブレターも、母に見せてあげたかったなぁ…。

なかなか上手くならないピアノについての考察

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他人と比べても仕方がないと言いながら、大人になって初めてピアノを始めたという人が、1年もしないうちにJ -popを暗譜で弾く動画を見て、はぁ〜とため息をつく。 しかし、ため息をついていても仕方ないので、なぜこんなに弾けないのか考えてみることにした。 子供の時に習ったのは小学校時代の約6年間。 たどり着いた最終地点は、おそらくベートーベンのピアノ・ソナタ20番第1楽章。 この曲は、全音のソナチネアルバムに入っている。 ツェルニーもやっていたが、当時使っていた楽譜はひとつも残っていないので、はてさて何番だったのかは定かではない。 そして、間違いないのは、バッハはやっていなかったということ。 おそらく、これが第一の問題で、「右手メロディー」「左手伴奏」の形しか子供の頃にはやっていないということだ。 そして、大人になってから(しかも45年ぶりに)、初めて対位法を習い始める。 対位法(たいいほう、英: counterpoint, 独: Kontrapunkt )とは、音楽理論のひとつであり、 複数の旋律を、それぞれの独立性を保ちつつ、互いによく調和させて重ね合わせる技法 である。 Wikipediaより 右手も左手も主役を演じるためには、それぞれ独立して動かさなくてはならないのだから、そりゃあ老化した脳みそと運動能力ではキツイ。 とまあ、このことはピアノを再開してすぐに気がついたのだが、新たにもうひとつ気づいた問題がある。 問題というか、ピアノが弾けない理由ね。 それは私が器用な子供だったってこと。 自分で言うのもなんだけど、なんでも理解するのが早かったし、なんでも器用にこなす子供だった。 そのせいで、ろくに練習せずともマルをもらえた可能性があるのだ。 そして練習嫌いだったことはブログに何回も書いてきたが、6年間習ってもソナチネ止まりってことの理由がここにある。 重要なのは、子供の頃の練習量と内容ってことだ。 子供の頃、練習不足だったせいでピアノ脳(指を動かすことも含めて)が私の中に身についていない。 それに加えてバッハを弾くために必要な対位法の貯金はゼロだということ。 これらの考察から導き出された結論は、これ。 sobakoは大人からピアノを始めたとのとおなじ! 自分の中に、「子供の頃ピアノ習っていたから初心者とは違うはず」という気持ちが今まであって、だから、なんでこんなに

仮面舞踏会ってどんなストーリー?

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来年春の発表会で、先生と一緒に弾く連弾曲がハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」に決まった。 浅田真央ちゃんがスケートの大会で使った曲だ。 なので、曲は聞いたことあるけれど、ハチャトゥリアンってだれ?「仮面舞踏会」って何?って状態で何も知らない。 どういう曲なのかしらん?と思って、グーグル先生に聞いてみる。 元々は劇音楽として作曲されたと知って、じゃあ、どんなストーリーなの?と思って調べたら、あらまあ、めちゃくちゃ怖い話じゃないのよ~。 妻の不倫を疑った夫が問答無用で妻を毒殺してしまう話よ。お~怖っ! 途中ちょっぴり明るい部分もあるけど、終始不穏な感じのする曲なんだよねえ。 でさ、このワルツは劇のどの部分で使われている曲なのだろう?と思ったわけ。 ちょっとググってみても、なんだかよくわからなくて、毒を盛られた妻が仮面舞踏会で踊ったときのことを回想しているシーンだとか、殺される前に仮面舞踏会で踊っているシーンだとか…。 でもやっぱり、あの不穏な雰囲気は、毒を盛られた後のことだよなあと勝手に思う。 愛する夫に不倫を疑われ、毒を盛られて、え?え?どういうこと?わけがわからな~い!苦しいよ~ぅって、不倫なんて私していないわ~、信じて頂戴~って。 そして、ああ、あの仮面舞踏会、夫と踊って楽しかったわ…。(←明るい調の部分) 再び暗い響きに戻って、ああ、なのに、どうしてこうなってしまったの…。(息絶える) って感じ? しかし、仮面舞踏会で夫と踊るかね? 当時流行ったのは、仮面をつけることで正体を隠して楽しむ舞踏会だったわけで、仲睦まじく夫と踊る会ではなかったような気もするし。 なんだかよくわからないけど、怖い話だということだけはわかった。笑 私の夫には常々、世間で何か事件があるたびにいろいろお願いしている。 この間も、何かで怒った夫が妻を海に沈めて殺害したというニュースを見たときに、 「もし私に対して殺意が起きても、海に沈めるのはやめてね、水飲んで苦しいのは嫌だから、せめて首を絞めるだけでお願いします」 と言ったら、 「わかった。あなた、泳げないもんね」笑 とちょっとわかったようなわからないような返事が返ってきた。笑 追加で、問答無用の毒殺もやめてもらうことにしよう。笑 とりあえず、弁解?は聞いてほしい。笑

ピアノレッスン53回目。連弾曲を決める。

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発表会後、最初のレッスン。 生徒さんのだんなさんが発表会当日の写真を撮ってくださって、おまけに演奏の録音をCDに入れてくれたとのことで、受け取る。 年を取ると写真もあまり見たくないけれど、それよりも当日の演奏を聴くのが怖いわ~。 しかも、全員分ということは、他のお宅でも再現されるということなのか?汗 それとも、それぞれの演奏だけなのかしらん??? とにかく「やだ~~、それならもっと練習しておけばよかった~~」などと口走ってしまった。笑 人前で弾くというのに、これまで3回の発表会、準備万端だったためしがない。 真剣味が足りないのだ。 おばさんの趣味だから許して~っていう気持ちがどこかにあるのかもしれない。 「次回の発表会の連弾曲、いくつかピックアップしてみました」と言って先生が楽譜とともに出だしを弾いてくれた。 前回のレッスンで考えておくように言われたのだが、やっぱり先生に選曲をお願いしようとLINEしておいたのだ。 その中で気になったのは「仮面舞踏会/ハチャトゥリアン」のワルツ。 「弾くの難しいかなあ」とつぶやくと、「大丈夫よ~」と先生が言うので、やってみることにした。 浅田真央ちゃんがこの曲ですべっていたので聞いたこともあるし。 インヴェンション5番 半分までのたのた両手で弾いてみる。 ノンレガートにするべき部分を教えてもらい、もう一回片手ずつ弾く。 いつものことながら、インヴェンション、片手ならなんとか言われた通りに弾けるのだが、これが両手になると崩壊するのだ。 もうね、脳みそと手の運動が連携しないのよ。 先生が「地道にコツコツ練習するほかありません」笑 私「やっぱりですね。」笑 ゴルトベルク変奏曲 第1変奏 レッスン初回の今日は片手ずつ弾いて音が合っているか確認。問題なし。 この曲は、音が飛んでいたり、指使いも親指を飛び越えて人差し指で弾くなど独特なところがあるから、まずはゆっくり丁寧に練習することが必要だと言われた。 しっかり指を動かして、鍵盤を押さえ、捉えることが大事。 それから、ゆっくり練習の時でも、音が飛ぶところの移動は素早く、目的の鍵盤に到達していることも大事。 テンポを上げるのは、発表会の1か月前くらいからにして、それまでは、きっちりゆっくり練習で固めましょうということで。

弾けない時間を楽しむ!

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実は、どうも発表会が終わってからというもの、練習に身が入らない。 インヴェンション5番も、ゴルトベルクの第1変奏も、片手では弾けても両手になると崩壊するという、まあ、毎回あるあるの時期でつまらないせいか? 今読んでいる数学の本の中で数学者が、「(問題を)解けないことを楽しむ。解けなければ、楽しむ時間が長くなる…」と言っていて、ピアノも、弾けない時間を楽しむくらいの気持ちがないと、続かないのかもしれないと思った。 そりゃあ、上手く弾ければ楽しいのは当たり前で、誰だってそうなりたいけれど、徐々に弾けるようになっていく段階も楽しまなくちゃね。 初級おばちゃんの趣味ピアノは、そこを楽しめなくては苦行でしかなくなってしまう。 ついつい、先を焦って弾けない自分にイライラしてしまったり、落ち込んだりしてしまいがちだけど、「弾けない時間を楽しむ」を心に留めてみよう。 ↓同じく、老体(老眼)に鞭打って、チョコの包み紙で作った折り鶴。 このカレ・ド・ショコラ、めちゃ、美味しいのよ!

うーん、ちょっと不安だ。

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ひと月くらい前に姑(83歳)が、 「通帳に入っていたお金がない。どうしてなくなっちゃったんだろう?」 と慌てていたことがあった。 調べてみたら、2年前に別の通帳に自分で移していたことが判明。 解決してよかったね、ってことになったのだが、昨日また、 「お金がなくなってしまった」と慌てている。 私が「これはお義母さんが、もうひとつの通帳に移したんだよ」と言うと、姑が「あれ?そうだったっけ?」と言うので、「じゃあ、もう一回通帳で確認してみようよ」と日付と金額を二人で一緒に確認して納得してくれた。 そしたら、今朝になって姑が、「お金、あんたたちにあげたっけね?」と言うので、「え?何のお金?」と聞くと、「家のリフォームのお金」と言うので、「いや、もらってないよ」と言うと、「通帳にお金がないんだよ。あげたんじゃなかったっけね?」と言う。 おいおい、それは昨日、解決したよね???(笑)と思いながらも、「昨日、通帳確認したよ?もう一回、見てみようか?」と再び二人で確認。 「そうか、同じことばかり言ってごめんねえ。すぐ忘れちまうんだよ。年寄りはやだねえ。」と言って納得してくれた。(かな?) 少し前に、リフォーム代を出してくれると姑から提案があったんだけど、それで、お金の所在が心配になったのかな? にしても、そのうち、よく耳にする「盗まれた」話にならないか心配になってきちゃった~~。

休日を作ることにした。

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今月は新しい在宅ワークが入ったので、ここ10日ばかり、PCと睨めっこな日々が続いていた。 やはり、家で仕事をするというのは、時間の使い方が下手だとうまくいかない。 外に働きに出れば、強制的にオンとオフが切り替えられるけれど、在宅だと自分ではっきり線引きをすることが必要になる。 で、休日を作ることにした。 週一でPCを開かない日を作ろう。 その日はスマホもメールチェックだけにしよう。 家事もなるべくやらない! そして、アナログな趣味に没頭したい! 実は、フェリシモの刺繍初心者キットの定期便がもう3ヶ月も溜まっている状態なのだ! 本も読みたいし、ウクレレも練習したい。 もちろん、ピアノも弾く! 明日はその第1日目。 運よく、明日の晩ごはんは夫と二人だけなので、レトルトカレーを使ったドリアにすると宣言してある。 さて、どんな休日になるかしら♪

時代が変わったなあと感じたこと。

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冬の間サボっていた朝のテレビ体操を、春ごろからまた再開した。 と言いながら、ここ最近、朝が寒いとちょっとサボったりしていて、多分また冬になると長期休みになりそうではあるのだけど。 テレビ体操の後は「 みんなのうた 」という番組で、毎日2曲ずつ放送される。 私の中で勝手に、NHKの番組だということ、子供向けであるというか家族で聴ける歌であるというイメージを勝手に描いていた。 なので、ラジオ体操の後の流れで聴くようになってから、ええ〜?!この歌「みんなのうた」として流すの〜?!とびっくりした曲が2曲ある。 それは、『遠距離やろ?ウチら』ってのと、『ママの結婚』って曲。 『遠距離やろ?ウチら』は小学生男女の歌。 男の子が遠くの学校に転校したか何かで、遠距離恋愛になってしまったのだが、最近どうも彼の方の熱量が減ってしまったらしく、悶々とする女の子の気持ちが描かれている。 『ママの結婚』は、シングルマザー(離婚歴あり)の結婚を娘(おそらく小学生)が心から祝福する気持ちと、本当のお父さんに対する気持ちを描いている。 いやあ、なんて複雑な心模様だろう! 今時の小学生は、背負うものが大きいねえ。 それに伴って、「みんなのうた」も多種多様になってきているのかな? 昭和のおばさんにとっては、かなりのビックリ度合いだったよ。 とはいえ、私だって子連れ再婚組、息子はどう思っていただろうか?わかんないけど。 今日のレジパートは、セルフレジのアテンダントだったんだけど、ここでも時代を感じる出来事があった。 一人目、抱っこ紐で小さな子供を抱っこしたお父さんが、せっせとセルフレジで登録&お会計。 二人目、ベビーカーに小さな子供を乗せたお父さんが、せっせとセルフレジで登録&お会計。 三人目、子供用のキャラクターカートに小さな子供を乗せたお父さんが、せっせとセルフレジで登録&お会計。 いずれもお母さんの姿はなし。 今時のお父さんは素晴らしいね。 お父さんと小さな子供だけのお買い物、ここ最近目立って多くなった気がする。 数年前に、いつも日曜日に2、3歳の男の子を一人連れたお父さんがお買い物(しかも大量のまとめ買い)に来ていたことがある。 一度もお母さんの姿を見たことがないので、「いつも一人で大変ですね」と声をかけたら、「妻には日曜はゆっくりしてもらいたいんです」という言葉が返ってきて、素晴らしい夫であり

先送りに乾杯!

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NHKの夜ドラが案外面白い。 前回の、シングルマザーがコロナ禍でキャバ嬢から宅配ドライバーに転職した話『 あなたのブツがここに 』も面白かったし、今放送中の、平凡な街に逃亡犯がやってくるかもしれないと過剰反応している自治会長の話『 つまらない住宅地のすべての家 』も何気に良い。 1回15分のドラマなので、録画をしておいて、2、3回分まとめて見たりしている。 今日見た第19話、アラフィフ男女(つまらない住宅地の住人で、共にシングル)の居酒屋での会話がこんな感じ。 「若い頃は、将来の話をするとワクワクしたのに、今は人生の終わりから逆算するようになっちゃって…」 「そうそう、今なんか、老後をどうしようとか、年取った親の世話をどうしようか〜とか」 「お墓をどうしようか〜とか」 「そんなことばっかり」 「あれも、これも、今のうちにやっておかなきゃ〜とかね」 「でもさ、先のこと考えすぎじゃない?今を大事にしようよ!」 「つまり、先のことは先送りにするってこと〜?」 「そうそう、先のことは先送り〜〜!」 「先送りに乾杯〜!!」 なんかねえ、そうねそうね、って共感しちゃった。 先のことばかり考えてないで、『今』を楽しむ、『今この時』に感謝する、それで良いのだなって。 私も、先送りに乾杯しようっと。(飲めないけど・笑)

初めて聴く音にびっくり。

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先日、夫とドライブがてら?新しくできた『 ふかや花園アウトレット 』に行ってきた。 二人とも特に買いたいものはなかったのだけど、本屋さんが入っていると聞いて、俄然興味の湧いた私が「行こうよ〜〜」と誘ったのだ。 中古ではない本が安くなっているなんて、そんな本屋さん、初めて知ったけれど、軽井沢のアウトレットモールにもあるらしいね。(『Pages』という本屋さん) 行ってみたら、タリーズコーヒーの店内にちょこっと間借りしたって感じで(コラボ?)めっちゃ狭かった。 流行りの新しい本があるわけではないので(多分)、ぷらぷら見て回って読みたい本に出会えれば安く買えてラッキーってところかな。 私は文庫本を2冊買ったよ。 もう一つ楽しむことができた店は、『KORG』の店。 ミニピアノとか、ウクレレとか、カリンバとか、まあ、もちろん普通の電子ピアノやギターとかもあってね。 ウクレレは結構高級なのが並んでいたよ。 で、私が買ったのは、これ。 ミニハーモニカのキーホルダー。 一応1オクターブ音が出る。 小さいもの倶楽部の私は、つい、買っちゃうよね。こういうの。笑 家に帰って、早速吹いてみたんだけどさ。 ♪ど〜れ〜み〜… と吹き出したら、なんだかわからないけれど、うちの愛犬Rさんと愛猫Kさんがソワソワしながら私に近寄ってきて、ハーモニカに興味津々なの。 Kさんなんか尻尾がふわ〜っと膨らんじゃって、興奮状態になっちゃった。 こんなに音に反応するのは、Jアラートの音以来2度目。 スマホやテレビから流れるJアラートの音は、犬猫にとっても要注意な音に聞こえるみたいね。 ハーモニカもやばい音なのだろうか? 動画撮っておけばよかった〜。笑

3回目の大人発表会♪緊張しない方法。

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昨日、ピアノを再開して3回目の発表会があった。 前回2回の会場はホールだったけれど、今回はサロンだった。 ホールよりもお客さんが近いから、嫌だなぁ~って思ってた。 前回の発表会では思った以上に緊張してしまい、手も足もブルブル状態だったので、今回は手足が震えるのは勘弁してほしい!と切に願っていた。 震えて恥ずかしいというより、物理的に鍵盤をちゃんと押すことができないんだもん。 で、ネットで「緊張」「震え」とか検索して(笑)なんとか良い方法はないか調べていたんだけど、場数を踏んで慣れるしかないとか、演奏に集中するとか、まあ、そうだろうねっていう答えの中に、呼吸をコントロールするというのがあった。 深い呼吸を何回か繰り返すことで、過剰に働いている交感神経を鎮めて心拍数を下げたり手の震えをやわらげたりできるそうなのだ。 差し当って場数はどうしようもないので、演奏に集中することと、深呼吸を意識的にすることにした。 実は、前回も深呼吸がいいと言われて演奏前に2、3回スーハースーハー、今考えればおざなりだったよね。 で、今回は真剣に取り組んだよ。 私の前の人の演奏曲に合わせて、深呼吸をくりかえしてみたのだ。 いっぱい息を吸えるように、まず、息を吐ききるところからスタート。 そしたらなんと、全然大丈夫だったのよ! 緊張はしていたけれど、心臓バクバクとか、手足がブルブルとか全くなかった! すごいよ、深呼吸! で、演奏は? うーん、普段を100とすると、80くらいかなあ。 間違えないで弾くというのは、普段から滅多にないので(だめじゃん・笑)、丁寧に弾くというのはできたと思う。 でもさ、バッハもモーツァルトも間違えるとすぐばれる気がするんだよねえ。 たとえば、ドビュッシーとかラヴェルとかの曲だとしれーっと知らんぷりできそうな気がするのは、気のせいだろうか?(弾けもしないのにそんなこと言ったら怒られそう) いや、曲のせいじゃないわねえ、私、違う音が鳴ってしまうと、止まってしまったり弾き直してしまったり、スルー出来ない。 練習はともかく、本番はスルーできる技術が欲しいよ。 今回ひどい緊張をしなくて済んだのには、もうひとつ理由があると思っている。 発表会が始まる前のあいさつで先生が、 「みなさん、今日の本番に向けて一所懸命練習して来られました。仕事や家事、育児などでなかなか練習時間がとれいこと

いよいよ、明日。

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いよいよ明日、3回目の発表会。 目標は、先生に教えてもらって練習してきたことを頭に置いて、丁寧に弾くこと。 まさしく、発表の場だからね。 今の自分のピアノをみんなに聴いてもらおう。

やらねばならぬことがいっぱいで。

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発表会を数日後に控えているのに、新しい在宅ワークの仕事が始まってしまい、加えて、月初は継続の仕事も重なっているので、なんだか超いそがしい。 ピアノの練習も、ままならない。ううう。 しかし、考えてみれば、フルタイムで働く人はいつもこんな感じなわけで、私が普段ゆるゆる生き過ぎているということかもしれない。 みんな、すごいなあ。

めちゃくちゃ簡単なカスタードクリームドーナツを作った。

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久しぶりにスイーツを作ってみようと思える動画に出会った。 材料たった3つで作るクリームドーナツ。 スイーツ作りは手間がかかるし計量も面倒だし時間もかかるし、結構気合が要るんだよね。 でもこれは、全く気合は必要ない。 そして、美味しいのだ! 材料はこれだけ。 ①ふわふわ系の白いロールパン4〜5個 ②スーパーカップのバニラ味 ③薄力粉15g ④グラニュー糖 作り方はこんな感じ。 ①アイスを少し溶かして薄力粉を混ぜ、レンジ500wで2〜3分チン♪とする。 ②よく混ぜてトロッとしたらラップを敷いたバットに流して平にし、ラップで包んで冷蔵庫で1〜2時間冷やす。 ③パンを160℃の油できつね色に揚げる。 ④油が切れたら、グラニュー糖をまぶす。 ⑤④に穴を開け②を注入するまたは、切れ目を入れて挟む。 詳しくは、動画を見てみて。 材料3つとあるけど、4つじゃね?笑 このカスタードクリームは使えるよ。 材料を知っていると、食べた時にちょっとスーパーカップを連想しちゃうけど。笑 内緒にしてればバレないよ。 少なくとも、うちの男たちにはバレなかったから。笑

ピアノレッスン52回目。いよいよ、あと1週間。

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さてさて、ピアノ発表会に向けてのレッスンが最終回を迎えた。 いつもはインヴェンションを見てもらってから、発表会曲のレッスンだけど、「今日はまず、発表会の曲を通してみましょう」と始まった。 ゴルトベルク変奏曲のアリア と モーツァルトK545 第3楽章 を1度ずつ通して弾いた後、先生が当日に向けてのアドバイスをくれた。 ・楽譜を見て演奏する場合、ふと楽譜から目を離した後(例えば離れた鍵盤を弾くときの位置確認とか)、再び楽譜に目を戻した時に迷子になりやすいから要注意だということ。 ・なるべく「今弾いている音」に集中すること。 ・やってしまったミスや未来の不安に気を取られないで。 ・K545は、弾き始める前に、音符が立て込んでいる小節で自分の弾くテンポを刻んで確認すること。 始まりの部分は音数が少なく、テンポが速くなってしまいがちで、後でキャ〜こんなテンポでどうすんのーっ!ってことになるので。 そうか〜、確かにね〜、って思った。 弾く前に、頭の中で(テンポ確認のために)歌う小節を決めておこう。 インヴェンション5番 なかなか練習が進まなくて、「右手のみです!装飾音も抜きです!」と宣言したら、「装飾音抜きでまず基本のフレーズをしっかり確認するのは大事よ。」と先生。 そして、片手でひと通り弾いた後、装飾音の弾き方を教わる。 そして、インヴェンションの後、もう一回アリアとK545を通して弾く。 それから、春の発表会の話へ。 ええ?!もう?!まだ次の発表会も終わっていないのに!と思ったら、もう11月だもんね。 3月なんてすぐにやってくる。 さっさと曲を決めておかないと、練習に入れない。 で、前回も言っていたゴルトベルク変奏曲の第1変奏になった。 「短い曲だから「Aria」からの「第1変奏」にしましょう」と。 連弾曲は前回のフォーレがさっぱりだった(笑)ので、「今回はsobakoさんの好きな曲で」と言われたけど、さて、何がいいかな? 今回はクラッシック以外にしようかな。うーん、悩む〜。 そんな話をしながら、あと少し時間があったので、「もう一回弾いてみる?」と言われたけれど、「さっき、なかなかちゃんと弾けたんで(自分比)ここで終わっていいイメージを持って帰ります!」と言ったら、先生も「そうね!それは大事よ!私も練習でそうしているわ!」と共感してくれた。 さて、あと1週間。 がんばるぞ

規則正しく並ぶ、繰り返すものが好き

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洗濯もの干し…ハンガーを同じ方に向け、等間隔で並べる。 印鑑…同じ印影を永遠に押すことができる。 プリントゴッコ…自分の書いた原稿と同じものが何枚も印刷できる。 ドミノ…ある時は直線、ある時は流線形に、ずらりと並ぶ美しさ。 などなど。 だから、たぶん、バッハが好きなんだと思う。 まだまだ、片手ずつゆっくり練習のインヴェンション5番。 結構好き、かも。

老いと死。

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かれこれ17年くらいスーパーでレジ打ちをしている。 田舎のスーパーなので、常連のお客さんも多い。 私が仕事を始めたばかりの頃には元気に一人で買い物をしていたお客さんが、年を取り、娘さんや息子さん、ヘルパーさんなどと一緒に来店するようになった。 中には自分でお金を出すこともままならない人もいる。 それでも、お買い物に出て来られる人はいいけれど、めっきり姿を見せなくなった年配のお客さんのことは、元気にしているかなあと少し心配になる。 人間はこうして年を取っていくのだなあとか、自分の10年後20年後はこんなふうに誰かに付き添われて買い物するのかなあとか、仲良くお買い物に来ている高齢のご夫婦を見ると、私は夫といつまで一緒に買い物できるのかなあとか、いろいろ考えるお年頃になってしまった。 そんな中、今日、80歳前後のご婦人のショルダーバッグに黒の太字マジックで大きく『長寿』と書かれているのを目撃した!笑 自分で書いたのか? それとも、どこかの偉い坊さんにサイン色紙の手持ちがないからとりあえずバッグに書いてもらったご利益のある『書』なのか? とても謎だけど。笑 さっき、妹のビジネスパートナーでもある元夫が亡くなったとLINEの連絡がきた。 別件で入院した際に癌が見つかったと聞いたのは、つい先月のこと。 まだ死ぬには早い50代だった。 こういう知らせがあると、ぼーっと生きていてはいけないなあと反省する。 自分の生きたいように生きなければ損だし、いつ何があっても良いように、終活も始めないと…。

カッチンコッチンのAria。

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練習の最後に通し演奏の動画を撮っている。 ルールは、1発撮り。 何回やっても同じ、または、集中力が切れてさらに残念な演奏になってしまうので、1回こっきりと決めた。 今日はアリアをアップロードしてみる。 だがね、カッチンコッチン、四角四面、全くもって好きになれない演奏なのよ。 力が入っているのかなあ。 音楽性というものがまるでない。 もっと、 柔らかく、温かく弾きたいのに。 なんて言いながら、結局、まだまだそんな余裕がないのよ。 弾いていない時はあれこれ、こんなふうに、とか思うのに、いざ弾き出すと音を追うのに精一杯。 あと発表会まで2週間だってのに、うーん。

読書の秋

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このところ、図書館で予約した本が次々順番が回ってきて、強制的に読書の秋となっている。 今読んでいるのは『ある女』。 著者は今年ノーベル文学賞を受賞したフランスの作家アニー・エルノー。 ノーベル文学賞のニュースを見ていて、 読んでみようかと思い立ち、図書館で予約できたのがこの本で、全く内容は知らなかった。 彼女の本は自伝小説が多いらしく、『ある女』も自身の母親の話。 冒頭、母親の死の連絡が来るところから始まって、昨年母を亡くした私は思わずぐっと引き寄せられてしまった。 まだ途中だけど、母親の生い立ちから始まって、彼女の人生を語るのに、こうも文学的な小説になるのだなあって思った。 私が自分の母のことを書いたって、こうはならない。(当たり前・笑) 訳者もいいのかもしれない。 フランス語ではどのような感じなんだろう? 原語で読めたらいいなあって思うけど、英語ですらムリなのに、フランス語なんてね、端(はな)から勉強する気はないけどさ。笑 次に控えているのは、『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬・著。 実は、図書館で貸し出し予約をしてからずいぶん日にちが経ってしまっていて、なぜこの本を読もうと思ったのかが思い出せなかった。 今、ブログを書こうとしてタイトルすら怪しかったのでAmazonで探したら、2022年の本屋大賞受賞作だったことが判明。 ノーベル賞に本屋大賞、なんてミーハーなんだ自分は!って思った。笑 まあ、本は一期一会というかね、なにかしら私の中に響くものがあったから貸し出し予約したわけで、たぶん読めば思い出せるだろう、と期待して。笑 そして今、気になって仕方ないのが、Kindle端末。 その昔、楽天koboを買ったときに、私はやっぱり紙の本が好き!という結論に達したはずなのに、またまたガジェット好きが再燃しているのだ。 koboを買ったころには、家にあった本をすべてPDF化してしまって、その後買い直した本もかなりあるバカな私。 おそらく、今回はKindle端末買っても、紙の本はそのままにするけどね。笑 もう、終活しなきゃならんので、そういう意味でも電子書籍にすれば紙の本を増やさなくて済むかなあって、ちょっと思ったり。 そんな今日この頃だ。

音楽の話ではなく、パリパリわかめの話。

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少し前に、低FODMAP食に挑戦していた。 発酵性の糖質を避けるということで、乳製品や、小麦や、まあ、いろいろ制限していた。 それまで朝はトーストにヨーグルト生活だったので、米飯にするのは少し重いなあと、米粉パンを焼いて食べたり、たまにおにぎりとかお茶漬けとか食べたりしていた。 低FODMAP食生活の結果、乳製品はやはり合わないような気がするということで(まあ、これはなんとなくわかっていたのだけど)、今はヨーグルトはほとんど食べなくなった。 ごはん率も高くなって、以前よりは小麦のパンを食べることは減ったかな。 しかしこのところ、米粉パンを焼くのが面倒になって、朝はもっぱらごはんを食べている。 これが案外、慣れると気にならなくなるもので、そうすると、ご飯のお供に興味が出てくる。 そして、今現在、sobako家で一大ブームを巻き起こしているのが、大森屋の『パリパリわかめ兄弟 韓国ごま油風味』だ。 これがもう、うまい!うますぎるのだ! このパッケージ通りに生卵を乗っけて食べるのだけど、商品名通りにわかめがパリパリなのよ! 卵と混じったってなんのその、わかめがその存在感をめちゃくちゃ主張している。 私、実はわかめはあまり得意じゃないのだけど、これは全然オッケー。 オッケーどころか、もう、病みつきになってしまって、毎日食べている状態。笑 もうね、このパッケージの表示に偽りなしよ。 ぜひ、食べたことのない人は騙されたと思って、一度食べてみて。 多分、Amazonでは買わないだろうけど、一応リンク張っておくわ。笑 でもさ、なんかいろんな種類があるみたいだけど、近所のスーパーには『韓国ごま風味』しかないのよねえ。 あれ、まさか、私か?Amazonで買うの。笑

インヴェンション5番を始めるにあたって。

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インヴェンション15番があまりにも悲惨すぎたので、すこし心を入れ替えて仕切り直すことにした。 練習動画を撮って、反省材料にしよう。 そして、徐々に弾けるようになる自分を見て、自分自身のモチベーションアップにもつながるといいなあ。 今はあまりにも弾けなくて、なんでなの~?って悲しい感じなんだけど、たぶん、端折って練習してしまっているんだと思うんだよね。 録画すれば、自分のピアノを客観的に見られるから、弾けないのに先に進んでしまう自分にブレーキをかけられるのでは?と。 とりあえず、初練習は右手の片手練習。 指番号を決めて練習すること25分でこんな具合。 こりゃあ、時間がかかるね。先は長いよ。

ピアノレッスン51回目。先生の前で弾けないということは…。

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モーツァルト ピアノソナタK545第3楽章 ここ3、4日前からテンポをアップすることに挑戦している。 ♪=144くらいで弾きたい私は、160でメトロノーム練習して144に戻すと楽に感じるのでは?と思い立って、私にとっては無謀の♪=160で訓練中。 3回くらい160で弾いた後、144に戻すと、速度感がかなり楽になる。 でも、160だと私にとってはかなり暴走なので、音が飛んだり、つっかえたりするから、そこは部分練習が必要だ。 で、今日のレッスンで先生に、「テンポ、速くなりましたね」といってもらえた。 しかし早く弾くことで、あらたな課題が勃発。 「速く弾こうとして力が入ってしまうから、余計に指が回らなくなっているわね。」と先生。 例えば、連続で同じ音を弾く部分、指を替えて力を抜いて軽く弾くことを意識する。 それから、最後の左手和音は次の和音に行くときに手を上にあげないで横移動で弾くこと。 余計な動きは省くと、タッチミスを防げる。 それにしても、なぜこうも先生の前で弾けないのか? 今回のレッスンではもっと、上手く弾けるつもりでいたので、自分で自分にがっかり。 最近思うのは、人前で弾くときにどれだけ自分自身に集中できるか、ここにかかっているんじゃないか?ってこと。 周りに惑わせられず、自分の世界に入り込む方法を知りたい! おもしろい小説を読んでいる時には、そういうことできるのになあ。 私のピアノが素敵ならば自分の音に没頭できるのか???(ムリじゃん) アリア(ゴルトベルク変奏曲) こちらも家での練習の状態から考えると、30%引きの大安売り。 こんなことでは、発表会が思いやられる。 先生も「集中力が必要ね」って。 たぶん、先生の集中力っていうのは、私の言う集中力よりもっと先の音楽性のことを言っているのだと思うけど。笑 私の場合、それ以前の話。 小さい子供をいかに食事に集中させるかみたいな。笑 インヴェンション15 これまた11番に続き、譜読みどころか、音読んで終了。 「おうちでおさらいしてください。」OH!NO! どうにもピンと来ないと言っていた15番だけど、ここ2~3日グールドの演奏を目覚ましで聴きながら、ああ、ここのフレーズはいいなあってところがでてきたのよ。 頭ではそう思っても、指がついて来ず、あ゛~~~~ってなってる!笑 まあ、この曲に限らず、頭と指の連携問題は日常茶飯

今までで一番薄い楽譜。

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パデレフスキのノクターンOp.16-4は、ミセラネアという作品集の中の4番目の曲。 藤田真央さんの演奏を聴いて、とても気に入り、いつか弾いてみたいと、楽譜を探していた。 作品集の楽譜だと結構なお値段になってしまうので、最初はプリント楽譜で1曲だけダウンロードしたものの、その後、ヤマハのweb shopで1曲のみの輸入楽譜を偶然見つけ、買ってしまった! 輸入楽譜だもんだから、時間がかかってね、ようやく先日手元に届いたところ。 それがさ。 超薄いの。 短い曲だから(4ページ)、薄いことは初めからわかっていたけれど、何に驚いたかって、紙の薄さ。 全音のピアノピースの感覚でいたから、これ、画用紙じゃ?ってびっくり。 それに加えて、ただのカラーコピーのような印刷だし、一番驚いたのは、表紙がね、他の曲と兼用なんだよ。(矢印で当該曲を示している!) これで1200円って、ぼったくりじゃないの?! なんなら、真ん中で綴じないで、4ページをペラーっと横に繋げておいてくれれば、譜めくりしなくて済むのにって思ったよ。笑 曲はとても素敵なの。聴いてみてね。

10年日記を始めて1ヶ月〜その後…

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60歳から10年日記を書くプロジェクト?を始めて1ヶ月が経った。 まー、早いね、時の経つのは。 で、その後、続いているのか報告である。 はい、毎日続いています。 すげ〜。 アナログ日記は、大人になってから続いたことがなかったのに、1ヶ月も続くなんて、奇蹟だわ〜! なんだけどね、実は、ツバメノートはやめたのよ。 やっぱり、どうしても、10年後に10年分の日記を一望したかったのだ。 でね、結局10年日記帳を買い直したわけ。 見開きで10年分なので結構厚みがある分、書きにくいかなあって思ってたんだけど、全くそんなことなくて、ガバッと開くから、めちゃくちゃ書きやすい。 ジェットストリームの0.28mm最細ボールペンも相性抜群。 用紙は黄みがかったオフホワイトで、優しい色合い。 それでもって、今は修正テープもクリーム色があるのね! ボールペンで間違えたって全然平気よ。 全く目立たないもの。優れものだわ! で、もう、書くのが楽しくなっちゃって、毎日書いている。 案外、1日の量(スペース)もちょうど良いというか、たくさん書くことがあるときは、極細ペンで小さーく文字を書けるし、そうでもない時にはそれなりの文字の大きさで書けるし、自在に使える。 この日記帳は、みんなにお薦めしたい。 私も、10年後はリピートすると思う。 70歳からも、この日記帳ね。笑

発表会まで1ヶ月を切った。で…。

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自分の練習を録音して勉強するとか、さんざん言ってた気がするけれど、全く撮っていなかった。 だって、いくら弾いても上手く弾けないんだもん。 間違えるし。 それをまた後から聴きたくなかった。(それじゃあ勉強にならないじゃん) でさ、発表会まで1ヶ月を切ってしまったので、ちょっと一回撮ってみようかと重い腰を上げた。 うーん、なんだか、必死な感じだ。笑 うん、伝わるとすれば、「一所懸命さ」か?笑 もうちょっと練習すれば、ちょっとは上手くなるかなあ? がんばってみるか。

グールドのモーツァルト【ピアノソナタ第13番 K.333】

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この間、このブログでおすすめしたNHK Eテレ『クラッシックTV/ピアニスト グレン・グールドの世界』をみなさんご覧になったかしら? 誰にも邪魔されたくないので、私は録画して夜中に一人で見たわ。笑 お決まりのように、夏でもコート&マフラー&手袋だとか、妙に低すぎるマイピアノ椅子を持ち歩くだとか、電話魔だとか、グールドの変人ぶりを伝えてくれた。 まあ、それは仕方ないけれど、ポリフォニーを愛するグールドも紹介してくれたので、良しとしよう。(いったい何様?・笑) K.333第3楽章で、一般的な弾き方とグールドの弾き方を実演してくれた清塚さん。 さすが、自在だなあ。 グールドはモーツァルトの曲さえもポリフォニーで弾こうとしていた。 ビデオの中でグールドは「ポリフォニーにするためにモーツァルトに内声を足す。批判されても気にしない。」と語っていた。 だからか! 聴けば聴くほど、グールドのモーツァルトにハマってしまうのは、このせいか! もちろん、普通の一般的なモーツァルトも大好きだけど、グールドの演奏は中毒性がある。 一般的なモーツァルトが小川のようにさらさら流れていく感じだとすると、グールドが弾くとその小川で小鳥や小動物が水浴びしたり踊ったりしているような、途端に生き生きとした生命力にあふれてきて躍動的な感じになる。 やっぱり最高だよ!グールドは! NHK+で見逃し配信中よ♪(10月13日(木)21:29まで) 全楽章はこちら↓(第3楽章は11:53あたりから)

スキルのない私の在宅ワークの歩み。

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在宅ワークを始めて2年半が経った。 初めての報酬は500円。 ただし、それは初心者向けの在宅ワークセミナーに行ったときに出た課題を提出しただけ。 これは、今考えればかなりの効率良い案件だった。 実際の仕事では、月に数100円~1,000円代というのが半年続いた、いや、仕事のない月もあった。 まあ、事務職をしたこともなく、何のスキルもないおばさんだからねえ、やっぱりこんなもんか~、って思っていた。 その後、継続案件の仕事をいただけることになり、月に4,000円~6,000円安定して稼げるようになった。 時折、報酬がいいけどかなり大変な単発の仕事にであって、月に15,000円~40,000円ということもあったが、単発なのでその時だけ。 単発の仕事は、報酬がいいことが多いけど、始める前に仕様書を読んだりして手間がかかる。 それに比べて継続案件は覚えてしまえば繰り返しとなるので、そういう点でラク。 なので、今年に入ってからは、なるべく継続で仕事できそうなものに片っ端から応募するようにした。 果たして、この4月からの継続案件、しかも、報酬が手間の割にまあまあいい仕事が受注できて、それからは、毎月2万円超えの報酬をいただけるようになった。 始めの頃の数百円からは2万円超えの報酬は想像できなかったけど、自分なりによくがんばってきたなあって思う。 今時、4,5千円じゃあ、中学生のこづかい程度だもんね。 よく我慢して続けて来られたよ。 継続は力なり!なのだ。 最初の頃は、仕事に応募するためのプロフィールも実績がないので書くことがなくて困っていたなあ。 でも、今は、あの頃よりは、こんな仕事しました、あんな仕事もしましたって一応ちょっぴりだけどスペースを埋めることができるようになったしね。笑 でね、また、新たにやってみたいなあって思う仕事があってさ。 ひとつは校正の仕事。 もうひとつは、Webライターの仕事。 校正の仕事は今、トライアルテストの結果待ち。 で、ライターの仕事のトライアル課題が昨夜メールで届いて、3日で提出しろという無理難題を突き付けられた。 今日がパートの公休日でよかった。 結局、自己紹介300文字、課題3つでそれぞれ300~600文字を書くのに、6時間はかかった。 好きなことを書きなぐっているブログとは大違い。(あたりまえ) なんてこったい。 自分の好きでもない分野や、

お知らせ(URL変更の件)

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いつもドレミファ・バッハをお読みいただきありがとうございます。 先日もお伝えしたのですが、今年6月から当ブログのURLが変更になっています。 6月からこれまで、旧URLから新URLに自動転送されるように設定していました。 しかし、2022年10月24日で旧URLに使っていたドメインが期限切れとなりますので、今後は自動転送されなくなります。 ブックマークをされている方には、お手数ですが、再度URLの確認をお願いいたします。 そして、末永くドレミファ・バッハを楽しんで頂けると幸いです。 旧URL https://piano.sobakosan.com/ 新URL https://piano.sobako1q62.com/ これからも、楽しく書いていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 sobako ■2024年7月 追記 現在のURLは下記となっております。 DOREMIFA・BACH(ドレミファ・バッハ) https://cdefbach.blogspot.com/ よろしくお願いいたします。

ピアノレッスン50回目。妙にドキドキする。

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レッスン後に先生から、今度の発表会(大人だけ)のプログラムをいただいて、あと1ヶ月後に迫っていることを再認識し、なんだか妙にドキドキしてきた。 今度は、前回みたいに崩壊しないで弾き切りたいと思っているのだけど、それを考えるとまたドキドキしてくる。 あれれ?初めての発表会の時のあの何の根拠もない冷静さは何だったんだろう? 先生に「ご家族は聴きにいらっしゃる?」と訊かれていたので、家に帰って息子(過去2回出席)に「今回はどうする?」と尋ねると、「行けなくはないよ」との返事。 「行けなくはない」とは、「行きたくないけど、来て欲しいなら…。」ってことか?それとも、「行きたい!」と言うのは照れるから?それとも、「ただ単にスケジュールが空いている」と伝えただけ? 私としては、来て欲しい気もするけど、この間みたいに崩壊すると恥ずかしいなとも思うし、いや〜、複雑だ。 夫には来る気がサラサラないだろうから、始めから尋ねもしないんだけどね。 私としても、夫にはあんまり格好悪いところは見せたくない気持ちがある。 なぜか息子には格好悪いところを見られても平気(とまで言うのは言い過ぎかな)なんだよね、比較的。 だって、おならだって息子の前では平気だけど、夫の前では絶対無理。笑 まあ、息子には生まれた時から、ず〜っと何もかも見せて来ているからかな。 歴史が違う。笑 インヴェンション15 結局半分しか両手で練習できず、今回は見てもらうのをやめようかとも思ったが、とりあえずできるところまで見てもらった。 本当に、15番弾けないのよ。(って11番も言ってた気がするが) 先生に「左手のメロディが覚わっていない感じね。確信を持って弾けていないもの。」って言われて、確かにね、この曲をきちんと歌えない気がするって思った。 2〜3小節区切りの良いところで、片手ずつ確認して両手で合わせるという練習を先生と一緒にやってみる。(子供のレッスンみたいだ) Aria BWV988/1 先生の前でまず通して弾いてみたのだが、途中、自分で自分の演奏が「長い…」と感じていた。 そしたら、先生が開口一番、「繰り返しが前半後半2回ずつだから長いわねえ」って。 「長い」というか、「退屈」なのだ。 「もっと、メリハリをつけて弾いてみましょう」とポイントポイントでの強弱を教えてもらう。 「一本調子にならないように」とも言われた。 う〜

楽しみすぎる件

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さっき、録画していた先週分のNHK『クラッシックTV』を見ていたんだけど、最後に次回の予告が流れてね、思わず小躍りしちゃった♪ だって、『ピアニスト グレン・グールドの世界』なんだもん。 もうこれは、保存版に決定だわ~♪ クラシックTV – NHK クラシック音楽のビギナーに贈る音楽教養エンターテインメント番組。ピアニストの清塚信也さんと、歌手・モデルの鈴木愛理さんが、ゲストとともに幅広い音楽の魅力を「クラ… www.nhk.jp 私が好きすぎることを知っているくせに、うちの夫はグールドのことを「あの変なオッサン」と呼ぶ。 けしからん。 10月6日(木)午後9時~ Eテレ、みんなも見てね。

『老後とピアノ』クスクスが止まらない!

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ようやく私の番が回ってきた。 ネットで予約をしてから、2か月以上経ったかな? 「準備ができました」メールを受け取って、いそいそ図書館に出かけた。 早く読みたい!そんな気持ちにさせてくれる本は久しぶり。 と言いながら、購入ではなく図書館で借りることを選んだのには理由がある。 だいたい、よほど気に入った本以外は、繰り返し読むことはあまりない。 特に、エッセイ系の本は1度読んでおしまいである。 なのでこの『老後とピアノ』も気長に番が来るまで待とうと思ったのだ。 著者の稲垣えみ子さんの本は、お料理本『もうレシピ本はいらない : 人生を救う最強の食卓』を読んだことがある。 新聞社を50歳で退職した彼女が一人気ままに昔ながらの質素な食生活を満喫している本だったと記憶している。 退職前は仕事柄、高級なお店でおいしい料理などを食べる機会がいっぱいあって、その反動?でシンプル家庭料理に立ち返る、みたいな。 彼女の文章がとてもおもしろいことはこの本で知っていたので、今回の『老後とピアノ』はと~っても楽しみだった。 で、今、何もかも放って半分読んだ。 もうね、クスクス笑いが止まらないのよ。 クスクスじゃあ済まないところもいっぱいある。 『彼女の文章が面白い』プラス『これ、私のことじゃね?』的な。 もう、ピアノ再開初心者あるあるが満載なんだもん。 すっごく、いろんなことが似ていてびっくり。 ・子供の頃オルガンで練習していたこと ・小学校の間だけピアノをやっていたこと ・子供の頃の先生が厳しかったこと ・それまで全く弾いておらず、40年ぶりにピアノを再開したこと(私は45年ぶり) ・グレン・グールドのピアノにノックダウンされたこと ・聴く曲がクラッシックオンリーになってしまったこと 年も近いし(彼女は3歳下)、出身地(愛知)も同じ。 この本、私の本?みたいな錯覚が。笑 でも、ひとつ、違うことがあった。 彼女は月に1度のレッスンまでにめちゃくちゃ練習して、これが精いっぱい!って状態で先生の所に行くってこと。 でも先生の前では普段の力は出し切れず(あるあるだよね・笑)、ボロボロになって「家ではもっと弾けるのに~!」って悔しがる。 私はいつも練習不足のままだから、弾けないのが当たり前になっちゃってる。 そうだな、悔しいくらいに練習するべきだなって反省した。 もっと、熱量を上げてピアノに向かわないと

バイブル2!『ジョセフ・レヴィーン ピアノ奏法の基礎』

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荒井ちひろさんのおすすめ本。その2。 これがまた、めちゃくちゃ勉強になった。 『ジョセフ・レヴィーン ピアノ奏法の基礎』中村菊子訳 このタイトルから、これは想像できないよ。 超薄〜〜〜〜っ!笑 65ページ! 『奏法』なんていうと、辞書みたいに分厚い本を想像するよねえ。 ま、そこまででなくても、ある程度は覚悟するよねえ。 届いた時、「薄っ!!」って声に出ちゃったもん。 そして、まず、私の気に入ったのは、フォント。 実に、いい! 吉田篤弘さんの『おるもすと』(世田谷文学館開館20周年記念企画として限定販売された)の雰囲気。 装丁はただのペーパーバックだけどね。 ピアノとは関係のないところで、一人盛り上がる私。 そして、そして、前書きを書くのは中村紘子さんで、私は彼女の書いたものを読むのは初めてだったのだけれど、まあなんと、素敵な文章を書かれることか! 驚いた。 YouTubeで彼女のレッスン映像とか見ていて、話し言葉がとても上品だなあと思っていたが、文才もあるのね!って感動しちゃった。 その後、レヴィーンさんの本文を読むことになるわけだけど、結構ズバズバな物言いで(笑)ギャップが…。 でもこの本もまた、何回も読み返したいと思う内容だった。 中でも、指の肉の話はやっぱりそうだったかって思ったよ。 YouTubeとかでピアニストの弾く手のアップとか見るようになって、気になっていたのよ。 指が太くてクマさんみたいな手の人の弾くピアノの音色が優しく響く気がしていたこと。 残念ながら私の指には肉がないんだけどね…。 それから、練習についても書かれていて、反省することしきり。 スケールをはじめからやり直すことにするよ。 やり直すというか、最後までやってないし! 「始めます」と言った方が正しい。 とにかく、ピアノ再開3年目で、仕切り直しって感じだわ〜。

とても残念な気持ち。

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今年7月頃、とても勉強になるブログをみつけた。 ピアニスト荒井ちひろさんの『体も心もラクにするピアノ奏法をあなたへ』。 しかし、ほどなくして、コロナワクチンの後遺症が原因の体調不良で新規記事はお休みするということだったので、メルマガを登録し、過去記事を読みながら更新されるのを楽しみにしていた。 ところがつい先日、ご家族によるブログ更新でお亡くなりになったことを知った。 とてもびっくりするとともに、残念な気持ちでいっぱいになった。 コロナワクチンの後遺症って怖いんだなあとも思った。 ピアニストであり、ピアノ講師でもあった彼女はまだ50代だった。 まだまだやり残したことがいっぱいあっただろう。 病気にならないための予防接種で命を落とすって、無念極まりないよね。 あらためて、明日が必ず来るとは限らないということを、強く感じさせられた。 彼女のブログはまだすべて読んでいないので、これからもコツコツ読んで勉強させてもらおうと思っている。 https://chihiropiano.com/ 彼女がブログの中でオススメしていた本『 もっと楽にピアノは弾ける /永富和子著』は、昨日、読み終えた。 この本はとても読みやすく、大変勉強になった。 バイブルとして読み返そうと思っている。 特に今の私にピタリときたのは、重音の練習のページと、多声演奏のページ、それから、レッスンを受ける心構えのページ。 おそらくこれからも、その時々で、私の指南書となってくれると思う。 とても良い本に巡り合えてうれしい。 荒井千裕さんのご冥福をお祈りいたします。

人を信じてはいけない話

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このブログの更新日は奇数日と決めている。 あらかじめ書いておいて、予約公開する時もあるけれど、当日書いていることも多い。 前回(23日)は仕事が休みだったので、午前中あれこれ家事をし、ピアノ練習し、その間、ブログに書くことを頭の中で考えていた。 昼食をとって、さあ、ブログに取り掛かろうとしたら、急に襲ってきた腹痛! 結局、ひどい下痢に襲われて、夕食も取れない状態になってしまった。 仕方がないので、翌朝早起きして書こうと、早々に寝た。 ところが、朝起きても下痢! 無理〜〜〜。 で、結局、ブログは1回パスということになってしまった。 そして、車で5分の近所にある医者に行った。 連休中日の土曜日ということで、めちゃめちゃ混んでいて、9:00に行ったのに、終わったのが11:30。 特に検査もなく、診察だけなのに! そして、処方箋をもらって隣接する調剤薬局に行くと、当然ながらこちらもダダ混み! 家に帰ってきたら12:00だった。 さて、何となく回復傾向にあるのか、お腹も減っていたのでお茶漬けを食べて薬を飲もう!と薬を出してみた。 私は結構、薬の内容だとか副作用だとかの説明書きを読むのが大好きで(取説は必ず読む!)、今回もどれどれ?どんなかな?と読んでいたらば、アナタ!薬、違ってるじゃないの!!! 取説に載っている薬と、実際に入っていた薬が違〜〜〜う! 何度も見返したがやっぱり違うので、薬局に電話した。 そしたら、冴えない、のらりくらりした男が出て、 「それは〜、先発か〜、ジェネリックかの違いで〜…」 というのだが、そんな説明は受け取る時に一切されていない。 「説明書きの薬は5mgでもらったのは10mgだけど、それも問題ないですか?」 と聞くと、 「あああ、それは、違いますねえ…。えーと、ではー、今忙しいんで〜、もう少ししたら持っていきます。薬は飲まないで待っててください」 一時が万事、この調子で、全く反省している様子がない。 たかかが腹痛の薬なので、ちょっとくらい平気なのかもしれないが、でも薬だよ? あんなに何人も薬剤師がうじゃうじゃいる薬局で、2重3重のチェックはないのかい? 今まで、薬局で疑ったことはなかったけれど、人がやることにはミスがあるのは当然で、身を守るためには自分でできる限りチェックすることだなって、あらためて思った。 そういえば、随分前に、パン屋のお会計で電子

テキトーに仕舞ってしまうから…。

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私の働くスーパーでは1週間に一度、パートさんたちのミーティングがある。 ミーティングと言っても、99.9%上司が伝えたいことを伝えて終わりというものなのだけど、再確認的なことが多くてメモを取る人もいない。(いいのか?それで。) この間のミーティング後、少し時間に間に合わなくて途中から参加した同僚に、「sobakoさん、最初の方のコミュニケ何だったか、教えて」と言われ、はて?何だっけ?ってなっちゃった。 「えーっと、えーっと、ちょっと待って、思い出すから。笑」と言いながらも、一人勝手に焦ってしまい、ますます思い出せない。 暗譜が大舞台で飛んでしまった感じと一緒? で、結局、「あれと〜、これと〜…」って少しずつ記憶を辿って思い出した。 若い頃から、暗記科目が苦手で、なかなか覚えられなかった。 数学とか国語とか考える科目は好きだけど、日本史、世界史はさっぱり。 学生時代に一所懸命に覚えても覚えられないんだから、還暦を迎えた自分がテキトーに聞いてテキトーな引出しに仕舞ってしまった記憶を引っ張り出すのは並大抵のことではない。 メモを取れよ!自分!って感じ。笑 「世界史」で思い出すのが、高校時代の世界史の先生。 めちゃくちゃ声がデカくて豪快な面白い先生で、暗記をさせるために、年号や事柄を先生に続いてクラス全員で大きな声で復唱させるのが名物で、隣のクラスはいい迷惑だった。 その先生の名物はもう一つあって、授業始まりに必ず、前回の授業の復習を、一人の生徒を指名して答えさせるというもの。 みんな、当てられたくなくってね、ヒヤヒヤしてた。 ある日の授業で先生に、 「sobako〜〜、元気か〜〜〜〜?調子はどうだい〜?」 と言われ、あちゃー、今日は私かいっ、ついてないなーって思いながら、 「いや、調子は良くないです。。。」 と答えると、 「よーし!俺が調子を良くしてやろう〜!立ちなさ〜い!」 で、復習問題を口頭でやらされる羽目に。 そして、次の週、また先生に、 「sobako〜〜〜!!今日の調子はどうだ〜?」 と言われ、また私〜?!と思いながら、 「今日は、調子はバッチリで〜す」 と先週とは逆を答えてみたら、 「お〜〜〜!そうか〜〜〜〜!バッチリか〜!では、確認してみよ〜〜〜!立ちなさ〜い!」 と結局またやらされ、クラス中大笑いになった。 こんなふうな授業なので、寝ている暇もないし、まあ

ピアノレッスン49回目。一週間は短かったが。

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いつもは2週間おきにレッスンに通っているが、今回は私の都合でインターバルが一週間だった。 早い!早すぎる…。 いつもは最初の一週間はなんとなくのんびりムードで練習、その後ちょっと慌てて一週間練習というパターン。 今回は一応「時間がないぞ」と心にとめていたものの、あっという間にレッスン日はやってきた。 でも、意識していたせいか、練習も集中してできた気がする。 なら、これから毎週レッスンにするか?といえば、うーん、毎週この調子は疲れそうだ。 たまにはいいかもなあ。 インヴェンション15 1週間で片手ずつ練習のみ。(しかも、後半は怪しい・笑) でも、この段階で先生に見てもらえるのは良い気がした。 自己流になる前に細かなポイントを教えてもらえるから。 弾き方が固まってしまうと、あとから直すのが大変なんだよねえ。 フレーズとかも、教えてもらっていた方が弾きやすくなるし。 でも、15番ってスラーとか結構書いてあるんだよね。 インヴェンションってあんまりそういう記号書かれていない気がしていたけど。 バッハ先生の意思表示はうれしいなあ♪ バッハ  アリア BWV988/1 少しポイントポイントでペダルを入れることになった。 ペダルは苦手だけど、踏めば音の広がりが違って素敵になる。 それから、後半最後の方の3声の部分、真ん中の旋律の音を出していこう!ということ。 モーツァルト K545第3楽章 和音の音がバラバラできれいに弾けないと悩んでいたのだけど、「指の長さが違うからね」「長い中指はもっと丸くして…。」と言われてやってみたら、あら、なんだかしっくりくる! この形を指に覚えさせなければ! 特に、3と5の指の和音は、小指の音も小さくなりがちだし。 そして、さらに言えば、冒頭の部分、左右の手の和音もきっちり揃えたい。 それから、右手アルペジオの部分、指だけでパラパラ弾くのではなくて、一音一音に体重を乗せるような気持ちで弾くようにとのこと。 そうすると、テンポの揺れがなくなるらしい。へえ~。 強弱のフレーズもより細かくつけることを教えてもらった。 先生が、「どんどん注文が多くなっちゃって、ごめんなさいねえ、嫌になっちゃわないでね」と言うので、「いえ、どんどん言っちゃってください。できるかできないかは、わかりませんが。」と答えて、二人で大笑いをした。 やっぱり、こうなってくると、楽しいよね

増える!増える!楽譜。

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またひとつ、弾きたい曲に出会ってしまった~! シューマン『子供のためのアルバム』のコラール。 美しいなあ~♪って思って。 いつも弾きたいなあって思う曲は、私のレベルからは完全に外れていることが多いけれど、これは、「子供のための」なので、大丈夫かな? で、ポチった。 コラールって、心が落ち着くよね。 私は無宗教だけどさ。 なんか、いいよね。

新しく知ったこと。

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60年間生きてきても、知らないことは山ほどあって、日々勉強だなあと思う。 最近も二つばかり、知ったことがある。 Wordの校閲機能が便利! この間、私が仕事をしている在宅ワークの会社で校正業務のトライアルテストを受けた。 トライアルの前にZoomで簡単な説明会を受けただけで、校正業務は全くの初めてだ。 トライアルの課題は、PDFファイルを印刷して手書きで行うものと、WordファイルをそのままWordの校閲機能を使って作業するものの二つだった。 PDFの方は、見よう見まね?でなんとかできそうかなと思ったが、問題はWordの作業。 まず事務仕事をしたことのない私は、Wordを使ったことがあまりない。 Excelの方は結構好きで、家計簿つけてみたり、年賀状原稿を作ってみたり、挙句に文書までExcelで作っていた。 WordはPTAの役員をした時くらいかなあ。 だから、校閲機能があることを知らなかったし、使い方もまったくわからない。 なのに提出まで4日間しかない。 ご丁寧に?指示書には「期限に納品できない場合は失格です。」と但し書きがある。 うへ~、間に合うかなあ、と思いつつも、慌ててググり、まず、自分のブログ記事をWordにコピペして、あーでもないこーでもないと校正してみる。 こうして課題をなんとか、自分でできるだけやってはみた。 これが業務的に正しくできているかはわからないが、あら、校閲機能めちゃくちゃ便利だわ~って感動した。 今まで、ブログを書く時には、一応数回読み返して、まちがいや、変な文章や、気をつけてはいたものの、アップしてから間違いに気づくことが多々あり、こっそり直すこともしばしば。 直すこともなくそのまんまなことはいっぱいあるだろう。 Wordの校閲機能を使えば、今までより断然間違いが減るよね、これはいい! まあ、時間があるかどうかが問題だけど、できるだけ使っていこうと思った。 間髪を容れず テレビのニュースを見ていた時、字幕に「間髪を容れず…」とあり、それをアナウンサーが「かんはつをいれず…」と読んでいて、「ん?かんはつ???」「かんぱつ」じゃないの?と思った私はスマホの辞書アプリで調べてみた。 ●かんぱつ【間髪】 「間(かん)、髪(はつ)を容(い)れず」の「間、髪」を誤って一語と解釈した言い方 ●間髪(はつ)を容(い)れず 〔「説苑」などより。一筋の毛髪

ピアノレッスン48回目。合格の基準、”そこ”ね。

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問題のインヴェンション11を抱えて渋々レッスンに向かった。 ヨタヨタなんとか最後まで弾ける?いや、間違え放題だから弾けるとは言えない状態で。 先生に、「課題となった曲で、初めてギブアップしそうだった」と告白。 これまでの曲はどれも、難しいとか、ピンとこないとか思っても、そして、なかなか弾けなくてイライラしても、不思議とやめたいと思ったことはなかった。 それがもう、エイやっ!と途中で放ってしまいたい気持ちでいっぱいだった。 すると先生がこうおっしゃった。 「大丈夫よ。永遠にやらせるようなことはしないから!譜読みができていればOKよ!」 おおお!!! ”そこ”だったか〜〜〜! 私の合格の基準〜〜! 合格というのはおこがましいか。 ゲームステージクリアの条件だね。 先生の言葉を聞いて、私の頭ン中の霧がサァ〜〜〜っと晴れた気がしたよ。 いつも、まだ全然弾けてなくね?ってずーっと思ってた。 それらが一気に腑に落ちて、清々しいくらいの気持ちだよ。 そしてなんとなく気が楽になった。 まだまだファーストステージにいる自分だけど、徐々にセカンドステージ、サードステージ、とクリアできるように頑張ればいいじゃんって。 それから、もう一つ、先生からのアドバイスで、気がついたことがある。 気づいたというか、まあ、薄々勘づいてはいたけどさ。 インヴェンション11は先生が練習していた子供の頃、そのまた先生に、 「この曲は短調の曲よ、ちょっと想像してみようか。そうね、あなたはお姫様。大きなお城の中の狭く暗い部屋に一人閉じ込められている。どう?そんな気分にならない?この曲。お姫様の気持ちになって弾いてみて。」 って言われたそうだ。 プロの音楽家然り、趣味で楽器をする人然り、よく、曲から連想するイメージを語っておられる方は多い。 この先生のようにストーリーを感じる人、漠然とお花畑なんかをイメージする人などいろいろ。 ところが私、想像力ってものが欠如している。 確かに、楽しそうとか、悲しそうとか、怖いとか、形容詞では感じても、具体的なイメージは全く皆無。 う〜ん、こればっかりは、どうすればいいのか? 仕方ないので、私の人生の中で起こった出来事でも、当てはめてみるか? あ、今まで読んだ本の主人公でもいいか。 とにかく具体的にイメージすることを少し訓練してみようかと思っている。 なんて書きながら、モーツァル

アナログ日記を始めた。

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10年日記帳をいろいろ探してみたものの、なかなかコレ!と言ったものがなくて、そして物理的に当たり前なことなのだけど、10年分を1ページに書くということは、1日分の書くスペースが狭い。 私は、一旦書き出すとつらつらダラダラ長文になったりするので、スペースがないのはちょっと辛いかなあ。 そんなこんなで、結局、普通のノートに普通の日記を書くことにした。 買ったのはツバメノート。 このノートは、紙自体の色が少し黄みがかっていて目に優しく、5mm方眼が主張し過ぎない良い塩梅の濃さでとても書きやすい。 以前は家計簿として長いこと愛用していたので、私の中ではお墨付き。 やっぱり、書きやすいっていうのは、続けるためには重要だもんね。 筆記具はPilotのシャープペンシルにした。 ウッドの手触りが良くて、スリムで持ちやすく、書き心地もGOOD! 三菱のピュアモルトのシャープペンシルも持っているけれど、少し太めだし、重心がどうもしっくりこなくて、書き心地が今ひとつなのだ、おしゃれだけどね。 芯は少し柔らかめのBにした。 実は、10年日記を書くために、ジェットストリームの超細字(0.28)3色ボールペンを新調したのだけど、細かく書く必要がなくなってしまったので、お蔵入り? やっぱり、書いても消せる鉛筆がいいねって思ったんだけど、消しゴムが行方不明なのよ。 多分、犯人は愛猫Kさんだと思うんだ。 彼女は、小さなもの、というか、気に入ったもの?をドリブルしてどこかへ持って行ってしまう常習犯なのだ。 部屋を掃除するとなんでこれがここに?ってことがよくある。 きっと消しゴムも、どこからか出てくるだろうけれど、とりあえず、新しいのを買って来なくちゃ。
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