読書の秋



このところ、図書館で予約した本が次々順番が回ってきて、強制的に読書の秋となっている。
今読んでいるのは『ある女』。
著者は今年ノーベル文学賞を受賞したフランスの作家アニー・エルノー。
ノーベル文学賞のニュースを見ていて、 読んでみようかと思い立ち、図書館で予約できたのがこの本で、全く内容は知らなかった。
彼女の本は自伝小説が多いらしく、『ある女』も自身の母親の話。
冒頭、母親の死の連絡が来るところから始まって、昨年母を亡くした私は思わずぐっと引き寄せられてしまった。
まだ途中だけど、母親の生い立ちから始まって、彼女の人生を語るのに、こうも文学的な小説になるのだなあって思った。
私が自分の母のことを書いたって、こうはならない。(当たり前・笑)
訳者もいいのかもしれない。
フランス語ではどのような感じなんだろう?
原語で読めたらいいなあって思うけど、英語ですらムリなのに、フランス語なんてね、端(はな)から勉強する気はないけどさ。笑

次に控えているのは、『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬・著。
実は、図書館で貸し出し予約をしてからずいぶん日にちが経ってしまっていて、なぜこの本を読もうと思ったのかが思い出せなかった。
今、ブログを書こうとしてタイトルすら怪しかったのでAmazonで探したら、2022年の本屋大賞受賞作だったことが判明。
ノーベル賞に本屋大賞、なんてミーハーなんだ自分は!って思った。笑
まあ、本は一期一会というかね、なにかしら私の中に響くものがあったから貸し出し予約したわけで、たぶん読めば思い出せるだろう、と期待して。笑

そして今、気になって仕方ないのが、Kindle端末。
その昔、楽天koboを買ったときに、私はやっぱり紙の本が好き!という結論に達したはずなのに、またまたガジェット好きが再燃しているのだ。
koboを買ったころには、家にあった本をすべてPDF化してしまって、その後買い直した本もかなりあるバカな私。
おそらく、今回はKindle端末買っても、紙の本はそのままにするけどね。笑
もう、終活しなきゃならんので、そういう意味でも電子書籍にすれば紙の本を増やさなくて済むかなあって、ちょっと思ったり。
そんな今日この頃だ。

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