新しく知ったこと。



60年間生きてきても、知らないことは山ほどあって、日々勉強だなあと思う。
最近も二つばかり、知ったことがある。

Wordの校閲機能が便利!

この間、私が仕事をしている在宅ワークの会社で校正業務のトライアルテストを受けた。
トライアルの前にZoomで簡単な説明会を受けただけで、校正業務は全くの初めてだ。
トライアルの課題は、PDFファイルを印刷して手書きで行うものと、WordファイルをそのままWordの校閲機能を使って作業するものの二つだった。
PDFの方は、見よう見まね?でなんとかできそうかなと思ったが、問題はWordの作業。
まず事務仕事をしたことのない私は、Wordを使ったことがあまりない。
Excelの方は結構好きで、家計簿つけてみたり、年賀状原稿を作ってみたり、挙句に文書までExcelで作っていた。
WordはPTAの役員をした時くらいかなあ。
だから、校閲機能があることを知らなかったし、使い方もまったくわからない。
なのに提出まで4日間しかない。
ご丁寧に?指示書には「期限に納品できない場合は失格です。」と但し書きがある。
うへ~、間に合うかなあ、と思いつつも、慌ててググり、まず、自分のブログ記事をWordにコピペして、あーでもないこーでもないと校正してみる。
こうして課題をなんとか、自分でできるだけやってはみた。
これが業務的に正しくできているかはわからないが、あら、校閲機能めちゃくちゃ便利だわ~って感動した。
今まで、ブログを書く時には、一応数回読み返して、まちがいや、変な文章や、気をつけてはいたものの、アップしてから間違いに気づくことが多々あり、こっそり直すこともしばしば。
直すこともなくそのまんまなことはいっぱいあるだろう。
Wordの校閲機能を使えば、今までより断然間違いが減るよね、これはいい!
まあ、時間があるかどうかが問題だけど、できるだけ使っていこうと思った。

間髪を容れず

テレビのニュースを見ていた時、字幕に「間髪を容れず…」とあり、それをアナウンサーが「かんはつをいれず…」と読んでいて、「ん?かんはつ???」「かんぱつ」じゃないの?と思った私はスマホの辞書アプリで調べてみた。

●かんぱつ【間髪】
「間(かん)、髪(はつ)を容(い)れず」の「間、髪」を誤って一語と解釈した言い方

●間髪(はつ)を容(い)れず
〔「説苑」などより。一筋の毛髪をいれるすき間さえないの意から〕
間をおくことなく直ちに。ほとんど同時に。

大辞林より

「かんぱつ」が間違いだったなんて!
恥ずかしながら、60年間、まちがった読み方をしていた。
しかも「かん」と「はつ」の間には「、」もあるっていうね、まあ、びっくりだよ。
どこでこんなまちがいを覚えてしまったのか?
子どもの頃、「国語」は得意科目だったはずなのに。
考えてみれば、「かん、はつ」という音を聞いたのが今回初めてのような気がする。
私はいつも、初めて出会う漢字やいいまわしなどすぐにスマホや辞書で調べるようにしているので、以前に聞いたことがあれば、その時点で明らかにしているはずだから。
ま、でも、今日、ひとつ利口になったってことで、良しとしよう。

しかし、こんな読み間違いをしている人が『校正』の仕事なんてできるんかいな?
トライアルテストに合格しなければ、仕事は回ってこないので、不安に思うのはその後でも遅くないか。

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