3回目の大人発表会♪緊張しない方法。



昨日、ピアノを再開して3回目の発表会があった。
前回2回の会場はホールだったけれど、今回はサロンだった。
ホールよりもお客さんが近いから、嫌だなぁ~って思ってた。
前回の発表会では思った以上に緊張してしまい、手も足もブルブル状態だったので、今回は手足が震えるのは勘弁してほしい!と切に願っていた。
震えて恥ずかしいというより、物理的に鍵盤をちゃんと押すことができないんだもん。
で、ネットで「緊張」「震え」とか検索して(笑)なんとか良い方法はないか調べていたんだけど、場数を踏んで慣れるしかないとか、演奏に集中するとか、まあ、そうだろうねっていう答えの中に、呼吸をコントロールするというのがあった。
深い呼吸を何回か繰り返すことで、過剰に働いている交感神経を鎮めて心拍数を下げたり手の震えをやわらげたりできるそうなのだ。
差し当って場数はどうしようもないので、演奏に集中することと、深呼吸を意識的にすることにした。
実は、前回も深呼吸がいいと言われて演奏前に2、3回スーハースーハー、今考えればおざなりだったよね。
で、今回は真剣に取り組んだよ。
私の前の人の演奏曲に合わせて、深呼吸をくりかえしてみたのだ。
いっぱい息を吸えるように、まず、息を吐ききるところからスタート。
そしたらなんと、全然大丈夫だったのよ!
緊張はしていたけれど、心臓バクバクとか、手足がブルブルとか全くなかった!
すごいよ、深呼吸!
で、演奏は?
うーん、普段を100とすると、80くらいかなあ。
間違えないで弾くというのは、普段から滅多にないので(だめじゃん・笑)、丁寧に弾くというのはできたと思う。
でもさ、バッハもモーツァルトも間違えるとすぐばれる気がするんだよねえ。
たとえば、ドビュッシーとかラヴェルとかの曲だとしれーっと知らんぷりできそうな気がするのは、気のせいだろうか?(弾けもしないのにそんなこと言ったら怒られそう)
いや、曲のせいじゃないわねえ、私、違う音が鳴ってしまうと、止まってしまったり弾き直してしまったり、スルー出来ない。
練習はともかく、本番はスルーできる技術が欲しいよ。

今回ひどい緊張をしなくて済んだのには、もうひとつ理由があると思っている。
発表会が始まる前のあいさつで先生が、
「みなさん、今日の本番に向けて一所懸命練習して来られました。仕事や家事、育児などでなかなか練習時間がとれいこともあったと思います。温かい気持ちでみなさんの演奏をお聴きください。」
って言ったの。
やだ~先生、私のために言ってくれたのかしら~、温かい気持ちでお願いします~って、なんて思っていたら、今回はみなさん、どうも、準備がね、できていなかったというかね、私が言うのもなんだけどさ、そんな感じだったのよ。(暗譜の人も1人しかいなかったし。)
そんなかんじで、どうも、精神的にハードルが下がっていた感があった。
みんなが完璧だとやっぱり私どうしよう~って思っちゃうもんねえ。
そんなところも今回、緊張が少なかった要因だと思うんだよね。

さて、次回4回目の発表会は来年3月に予定されている。
今回を踏まえて、次の目標は、どうするか。
またもや、曲はバッハだしなあ。(ゴルトベルクのAriaと第1変奏)
『まちがえないで弾けるようになる』かなあ。
『暗譜』もやってみようかなあ。
できるかなあ。
60歳の脳みそに鞭打って、やってみるかなあ。
とりあえず、第1変奏はゴルトベルク変奏曲の中で一番好きな曲なので。



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