バイブル2!『ジョセフ・レヴィーン ピアノ奏法の基礎』


荒井ちひろさんのおすすめ本。その2。
これがまた、めちゃくちゃ勉強になった。
『ジョセフ・レヴィーン ピアノ奏法の基礎』中村菊子訳


このタイトルから、これは想像できないよ。
超薄〜〜〜〜っ!笑
65ページ!

『奏法』なんていうと、辞書みたいに分厚い本を想像するよねえ。
ま、そこまででなくても、ある程度は覚悟するよねえ。
届いた時、「薄っ!!」って声に出ちゃったもん。

そして、まず、私の気に入ったのは、フォント。
実に、いい!
吉田篤弘さんの『おるもすと』(世田谷文学館開館20周年記念企画として限定販売された)の雰囲気。
装丁はただのペーパーバックだけどね。
ピアノとは関係のないところで、一人盛り上がる私。

そして、そして、前書きを書くのは中村紘子さんで、私は彼女の書いたものを読むのは初めてだったのだけれど、まあなんと、素敵な文章を書かれることか!
驚いた。
YouTubeで彼女のレッスン映像とか見ていて、話し言葉がとても上品だなあと思っていたが、文才もあるのね!って感動しちゃった。

その後、レヴィーンさんの本文を読むことになるわけだけど、結構ズバズバな物言いで(笑)ギャップが…。
でもこの本もまた、何回も読み返したいと思う内容だった。
中でも、指の肉の話はやっぱりそうだったかって思ったよ。
YouTubeとかでピアニストの弾く手のアップとか見るようになって、気になっていたのよ。
指が太くてクマさんみたいな手の人の弾くピアノの音色が優しく響く気がしていたこと。
残念ながら私の指には肉がないんだけどね…。

それから、練習についても書かれていて、反省することしきり。
スケールをはじめからやり直すことにするよ。
やり直すというか、最後までやってないし!
「始めます」と言った方が正しい。
とにかく、ピアノ再開3年目で、仕切り直しって感じだわ〜。


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