大好きなゴルトベルク変奏曲との出会い。



私の記憶の中での出会いは、ドラマのBGM。

使われていた曲を気に入って調べて見たら、清水靖晃&サキソフォネッツの『ゴルトベルク・ヴァリエーションズ』だとわかり、iTunesで2015年6月にダウンロードしている。

ドラマは、山ピー主演の『アルジャーノンに花束を』だったと思うのだけど、私の勘違いなのかググっても答えは出なかった。CMとタイアップしていたとのことなので、もしかするとドラマではなく、CMで聴いたのかもしれない。

このサキソフォン用に清水靖晃氏が編曲し演奏したゴルトベルクは本当にいい!

毎日聴きまくりだったのだが、他のいろいろな楽器でも演奏されていることを知り、ゴルトベルク沼にハマり、ピアノ、オルゴール、バイオリン、アコーディオンなど、CDを買ったり、ダウンロードしたり。

1番のお気に入りは、この清水氏のサキソフォンと1955年のグレン・グールドのピアノだなあ!

ゴルトベルクさんという人が不眠症の伯爵のために演奏したと言われているけれど、伯爵は眠れたのかしら?

私は好きすぎてこれを聴いては眠られず、必ず最後まで聴き入ってしまうのだけど。

 

この文章を書こうと思ったわけは、私の最初の出会いが2015年のドラマだとずーっと思っていたのが、そうではなかったことが最近判明したからだ。

つい先日、TVでジョディ・フォスター主演の映画『羊たちの沈黙』を見ていて、あの恐ろしい精神科医の犯罪者レクター博士が警官を惨殺する時のBGMに使われていたのを発見!

『羊たちの沈黙』は1990年公開の映画なので、遡ること30年前に出会っていたことになる。

この映画は好きで何回か見たと思うんだけど、BGMとはすれ違っていたのかもねえ、映画の内容がインパクトありすぎで。

でも、先日見てゴルトベルクに気づいた時に、ああ、レクター博士は緻密に計算されたバッハの曲が好きそうだよなあと思ってしまった。

 

私がバッハを弾きたいと言った時、調律師さんに「バッハが好きな人は理数系の人が多いんだよね。sobakoさんも理数系好き?」って言われた。

へ〜そうなんだ〜って、理数系は好きだけど、曲の好みにまで表れるんだねえ。

そうやって考えると、ショパンとか、ロマン派の曲を感情込めて弾くのは苦手なのかもしれないなあ。

粛々と規律正しく弾くのが好きかも。笑

グールド好きもそこから来るのかな?

 

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