指揮者ってすごい!



NHK『ららら♪クラッシック』で指揮者の仕事についてやっていた。

ちょうど今、DVD『のだめカンタービレ』を見ている途中だったので、自分にとってはタイムリー。

『のだめ』を見る前は、指揮者ってただ指揮棒を振り回していればいい人だとか、オーケストラって指揮者見てるの?っていうイメージしか持っていなかったとても失礼な私。

『のだめ』で指揮に奮闘する千秋先輩を見て、指揮者ってそういうものなのか〜と思い、今回の『ららら♪クラッシック』で、うわあ、指揮者ってそんなに大変なんだ〜ってびっくりした。

 

ある意味、どの楽器を演奏するより優秀でないと指揮者にはなれない。

作曲者の作った曲を理解するために、楽譜を読むのはもちろん、作曲者の日記だとか、出版物だとか、作曲当時の時代背景だとかの、数々の資料を読み、しかも、それらは日本語で書かれているとは限らないときている。

演奏者なら、その作業でその曲や作曲者を理解したら、自分でそれを表現するべく楽器に向かえば良いのだが、指揮者は、そこからまた各パートの奏者にその理解を伝え演奏してもらわなければならない。

しかも、オーケストラの楽器の数、奏者の数は何十にもなる。

それを、限られた時間の中で、理想の演奏に近づけていくのはとても大変だ。

 

番組中で、”聴音”テストを音大指揮科の学生にやってもらっていたが、これがすごい。

ピアノで鳴らした音を、音程、リズムを聴き取って楽譜におこすというもの。

それができないと、オーケストラの中で個々の音を聞き取ることができない。

そういえば千秋先輩も、オケの練習で各パートにダメ出しを的確にして皆に恐れられていたっけね、それは指揮者にとって必須条件なのだね。

 

指揮者に必要なものは、音楽のセンスはもちろん、語学力、コミニュケーション能力などなどいっぱいある。(これに加えて、千秋先輩(玉木宏)のように容姿端麗ともなれば、みんな演奏会に行くよね)

 

とにかく、指揮者ってすごい!

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