生チェロを初めて聴く。



先日、田村響さん(ピアノ)と宮田大さん(チェロ)の演奏会に行ってきた。

ベートーヴェン生誕250周年記念「ベートーヴェン:チェロ・ソナタ」全曲演奏会と銘打って2日間に分けて行われたのだけれど、1日目は1月にすでに終わっていて私が行けたのは2回目のみ。

田村響さんのピアノ目当てで行ったのだけれど、それ以上にチェロに感動してしまった!

チェロを生で聴くのは初めてだったのだけど、グランドピアノに負けない音量にまず驚いた。

もともとチェロの深い音が大好きで、バッハの無伴奏チェロ組曲(藤原真理さん)のCDもよく聴いているが、やっぱり、生演奏の迫力たるや!

フォルテッシモの激しい音も、あんなに優しいピアニッシモの音も奏でられるんだもの、それに長〜い音も、短いスタッカートもね、自由自在で本当に素敵だった。

 

こんなふうに、アンサンブルできると、楽しいだろうなあ。

いつか、やってみたいと思ったよ。

 

そうそう、この演奏会に行くにあたって、予習をした音源のピアノがグレン・グールドだったので、演奏会のその曲の時、何だかどこかから彼の鼻歌が聞こえてきそうな気がしちゃった・笑

 

《プログラム》

  • ヘンデル「ユダ・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調WoO45
  • モーツァルト「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲op.66
  • チェロ・ソナタ第1番ヘ長調op.5-1
  • チェロ・ソナタ第3番イ長調op.69
  • ラフマニノフ作曲 クライスラー編曲:パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏(アンコール)

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