私はスーパーの食品レジで働いている。
そろそろなくなってきたから買わなくちゃ、というタイミングでトイレットペーパーが店頭から消えた。
次の日、朝、納品されていたけれど、あいにく開店からの勤務で買えるはずもなく。
昼間も少しだけ納品されるも、私の仕事上がりの時刻を待たずに即売り切れ。
レジで右から左へ流れて行くのを見守るだけ。
トイレットペーパーをレジに持ってきたあるおばちゃんが、
「うちにはたくさんあるんだけどさ。とりあえず買っておこうって思って。」
と言うのを聞いて、
「私んちにはあと残り6ロールしかないよ!家にあるなら、買うなよ!」
と悪態をついていた。(もちろん笑顔で接客)
しかし、マスクもそうだけど、入荷するとわらわらと集まってくるお客さん。
なんで?と思っていたら、今日、わかった。
夫がトイレットペーパー12ロール2つとティッシュ5箱をゲットして帰って来たのだ。
仕事に出かけたはずなのに、買い物してたのかい?
しかも、どこで手に入れた?
すると、仕事中に会社の事務員(有休中)から「〇〇ドラッグで今、トイレットペーパーを並べてるよ。早く買いにおいで!」とLINEが!
同僚と急行すると、その事務員さんがカートに確保しておいてくれたらしい。
おかげで、うちはトイレットペーパー難民にならずに済んだ。
そして、そうか!
このご時世、ネットの連絡網で一斉集合できるわけだ。
ああ情報弱者にならないように気をつけないとなあ、と思った。
そして、ある程度の余裕を常にこころがけておけば、変な情報にも振り回されず、心穏やかに生きられるのだということを再認識したのである。
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