脇役ピアノ。



『流星シネマ』『屋根裏のチェリー』『カゲロボ』『リヴィエラを撃て』
これらは今年に入ってから読んだ小説。
いや、正しく言うと、『カゲロボ』は読んでいる途中だが。
この4つは、音楽がテーマの小説ではないのだけれど、共通して登場する楽器がある。
そう、ピアノだ。
現在、私自身がピアノに奮闘中だものだから、小説の中で予想外に出てくるとちょっとうれしい。
『流星シネマ』に出てくる古いアップライトは「ラ」の音が少し外れていて、(『屋根裏のチェリー』は『流星シネマ』と連作なので、出てくるピアノは同じ) 、『リヴィエラを撃て』では世界的ピアニスト(だけど諜報部員)がこれまたすばらしい音色を聴かせてくれる。
ピアノの登場が続いていた私の読書タイムだったけれど、さすがに『カゲロボ』はないだろうと思っていたら、なんと、ピアノ留学するという女の子が出てきて、留学前に母校でミニコンサートをするという流れに。
いや、ピアノはストーリーのメインではないのだよ、まったく。
でも、それがいいよね。
なんとなく、脇役で出てくるピアノ。
ピアノが出てくるだけで、グッと物語に引き寄せられて、ニンマリしてしまうのだ。

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