やっぱり、暗譜しなきゃね?



大人になってピアノを再開して初めての発表会では、ショパンのワルツを弾いた。
本番では楽譜を見て弾くことにはなっていたけど、暗譜で弾けるようにがんばって練習した。
私にとって、人生初の暗譜曲だった。(過去形なのは、もう弾けないから。笑)
そして、その後2回の発表会では、『フランス組曲5番アルマンド』『ゴルトベルク変奏曲アリア』『ピアノソナタK545第3楽章』は暗譜に至っていない。
やっぱり、暗譜するくらいまで弾きこまないとだめだなあって思うね。当たり前か。
ということで、一念発起、『アヴェ・ヴェルム・コルプス』を暗譜することにした。
(あらためて言うのもおかしな話で、この曲を暗譜してレパートリー曲に加えるのは、今年の目標だったはず。)
ただ数をこなせば自然に暗譜できる子どもと違って、頭を使って覚えこまなければならないのがつらい。
ドレミで歌いながら覚えるのだけど、この『アヴェ・ヴェルム・コルプス』は和音が多いし、臨時記号の音符はどの音名でうたえばよいのか???
まあ、『ファの♯』なら『ファ』でいいと思うが、『ミの♯』は『ミ』なのか、『ファ』なのか。
そんなことを考えながら、目を瞑って歌いながら、テーブルの上でエアピアノしていたら、風呂から上がって来た夫に、「なんだか、”変なオジさん”みたいだよ。」と言われた。
”変なオジさん”とはグレン・グールドのこと。
え~、そんなに唸って歌ってないと思うけど?
もしかして、背中が猫背だった?
っていうか、夫よ、グールドのこと”変なオジさん”と呼ぶのは止め給え!





コメント

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへにほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへにほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ