やっぱり、すごいよ。”サムライ”反田恭平!



4月21日(木)のNHK『クラッシックTV』のゲストだった反田恭平さん。
コロナ禍、外出自粛となって少し経った頃、活動の場がない若手アーティストたちのためにネットを使っての演奏会を企画するなど奔走する彼の姿をテレビで見たのが、最初だった。
その時もとても行動力のある人だなあって思っていたが、その後、ショパンコンクールで第2位となってピアノの実力もすごいんだ〜って感動。
そしてまた、そのショパンコンクールに、とても緻密な計画を立てての挑戦だったことも知って、ますます、興味を持った。
『クラッシックTV』では、同じピアニストの清塚さんの話術?(笑)もあって、彼の魅力をさらに知ることができた。
しかし、本格的にピアノを始めたのが12歳だったというのには驚きだ。(それまではサッカー少年だったらしい)
当時のピアノの先生がとても優しい先生で、彼の好きな曲をどんどん弾かせてくれて、ピアノが楽しかったという。
「間違えたら命を落とすと思いなさい」とお母さんに言われて文字通り死に物狂いで練習していた清塚さんの環境とは全く違うわね。
結局、優しい先生、厳しい先生、どちらにしても、こんなに素晴らしいピアニストが育つのだから、どっちも「あり」なんだねえ。

清塚さんが、反田さんのピアノのことを「ふくよかな音色」と表現していたが、本当にその通りで、奥行きのある、安心感のある、柔らかさの中に芯のある、そんなピアノだと思う。
理想の音色を追求して、体改善をしてきた話は、前にもここで書いたかな。
体重があればいい、筋力があればいい、というものでもなく、バランスを見つけるのが大変だったという。

そんな、反田さんの夢は素晴らしいソリストを育てるために音楽学校を作ること。
手始めに、(協奏曲を練習するために必要な)オーケストラを作って、自ら指揮の勉強もしているそうだ。
音楽学校という最終目標に向けて、計画をたてて一つずつ準備をしているのだという。
彼なら、きっと実現させるんじゃないかな。
アーティストなだけではなくて、ショパンコンクールで自分をプロデュースしたように、音楽学校もまた作ることができると思うよ。

「ピアノって孤独じゃあないですか」
って反田さんが言った時、あら、私と同じこと思ってるわ〜って。
ピアノを弾く人はみんなそう感じているのかな。
伴奏とメロディと両方載った、あのピアノ楽譜は音符がいっぱいで賑やかだけど、それを弾く人は寂しいのよね。一人で完結だもん。
そこから、反田さんは『音楽学校設立』、私は『ウクレレ』の道へGOすることになったわけだね。
かなり、目標の規模が違うけれど。笑

ウクレレ、練習しなくちゃ。
1日15分練習しようと思って。タイマーかけてる。笑
毎日のハードルは低く設定して、細く長く続けようかと。
ああ、そうだ、弦を1本Low-Gに張り替えないといけなかったんだった。
できるかなあ、自分で。
5月から始まるレッスンに向けて、早く張り替えないと、だわ。

『クラッシックTV「The Artist 反田恭平」』は再放送があるよ。
NHK Eテレ 2022年4月25日(月)14:00~14:30
反田さんと清塚さんの2台ピアノ『ピアノ・ソナタK.545から第1楽章(モーツァルト作曲、グリーグ編曲)』はめちゃくちゃ良かったよ!!







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