このピアノ、誰が買うのかなあ?
2020年はベートーヴェンの生誕250周年。
とてもお気に入りのこの一枚。
グールドの弾くベートーヴェン3大ソナタ。
家事をしながら聴くときに、出番が多い。
AmazonでこのCDのレビューを読むと、本当に好き嫌いが分かれていておもしろい。
ベートーヴェンが、というより、グレン・グールドの演奏の好き嫌いというのがほとんどだけどね。
私的には、『月光』第3楽章がいくら高速でも、『熱情』の第2楽章が超絶ゆっくりでも、大好きに変わりはない。
というか、『熱情』に至っては、グールドの演奏で初めて聴いたような状況なので、カモが生まれて初めて見たものを「親」と思うのと同じで「そういうもの」と自然と受け入れられたのかもしれない。
『月光』は衝撃的だったね、ハートを鷲掴みされちゃったよ。
これを聴いたら、他の人の『月光』第3楽章なんて、だるくて仕方ない。笑
でも、グールド自身は、この3つのソナタが嫌いだとか言っていたらしいけど、本当のところはどうなのかな?
ベートーヴェンの生誕250周年を記念して、ベーゼンドルファーからグランドピアノが発売されていたのね。
めちゃくちゃ素敵。
ベートーヴェンの肖像が真珠貝で描かれていたり、ピアノの天板に『月光』の自筆譜がシルクスクリーンで印刷されているんだって。
15台限定で2000万〜2300万円!
一体どういう人が買うのかしら?
実物、見てみたいなあ、そして弾いてみたいなあ。
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