ごっつ〜い手。



今日ランチタイムに、読みかけだった『六本指のゴルトベルク/青柳いづみこ著』を読んでいたら、ピアニストの”手”について「短く切られた爪」と「節がゴツゴツした太い指」みたいな描写があって、前回のブログで書いたばかりだったので、「短い爪」にやっぱりねえ、なんて納得した。
節がゴツゴツしているのは、練習で鍛えるかららしいのだけど、そういえば、YouTubeで初めて中村紘子さんの手を見た時に、あの優雅な女性らしい雰囲気に似合わないごっつ〜い手をしているんだなあとびっくりしたことがある。
テレビで見た仲道郁代さんもそうだった。
だけど、清塚信也さんや辻井伸行さんはスラリとした指だったような気がする。
清塚さんも辻井さんも小さな頃からピアノに向き合ってきた人たちなのに、この差は何?
男の人は女性より筋力があるから?
謎だわ〜。

青柳いづみこさんはピアニストにして、文筆家。
この『六本指のゴルトベルク』は音楽がモチーフとなる小説を題材にしたエッセイで、いづみこさんのピアニスト目線での裏話的なものも面白い。
この本で紹介されている本にも興味をそそられて、またまた本が増えてしまいそう。
このあいだ、段ボール1箱古本屋さんに出したばかりだというのに!

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