2回目の大人発表会。想定外の展開に…。



いやあ、参った。
こんなにも緊張するとは、思わなかった。
発表会前日の練習では、とっても調子が良くて、あら、これはいけるんじゃね?くらいだったのに。
当日の朝練習で雲行きが怪しくなり、ホールでのリハーサルでは暴走して間違え放題に。
「少しテンポを落として確実に行こう」と先生に言われる。
そして本番では、あらららら、両手両足ガタガタ震えちゃってる。
最初の出だしと、終わりは間違えないようにしようと散々練習してきたのに、2小節でコケて音がわからなくなる始末。(楽譜あるのに・泣)
仕方ないので、最初から弾き直し。
だが、もう、何が何だか、どうすりゃいいの〜〜〜ってくらい、コケまくり。
なんとか、最後まで辿り着いたけど、とても長い時間だった…。

続いての連弾は、出だしはよかったけれど、なんと、secondの先生が譜めくりタイミングを間違えてしまって、途中で弾き直しになり、あれれ〜??とボロボロになってしまった…。

終わってみての感想は、とにかく、がっかりしたってこと。
なんか、本当に、一体何やってんだ?私って。
これまでの努力が水の泡っていうか、空っぽになってしまった感があった。
漠然と、もう、ピアノ、(やめても)いいかな〜なんて思った。

去年の、初めての発表会は本当にあまり緊張しなかったので、今回、こんなにガタガタ震えるほどの緊張をするとは想定外だった。(深呼吸したのに…)
なんでだろう?と考えていたのだけど、今回も聴きにきてくれていた息子にこんなことを言われた。
「去年は、まだ習いはじめの初心者だという意識だったけれど、今年は1年経ったということで、自分の中にうまく弾きたいっていう意識があったんじゃないの?」
ううっ、そうだな、そういえば、去年の目標は「ショパンのワルツをなんとか最後まで弾けるようになる」ってことだったし、ミスして当然という気持ちがあった。
それに比べると、今年は、大好きなバッハをみんなに聴いてほしいという欲があったのかもしれない。
そしておそらく、聴いてほしいと思うわりに練習が不足していたのだろう。
暗譜もできていなかったしね。(去年は暗譜できていた)
やっぱり、発表会では暗譜ありきだなって痛感した。
当日、目の前に楽譜を置くという保険をかけるにしても、まず、練習時に暗譜できていないようでは、ダメなのだ。
次にどの音を弾くかをわかっていないってことだもんね。

いろいろ反省しているうちに、次回の発表会ではもっともっと練習を積んで臨もう、なんなら、1年前から準備するか?みんなと同じ時間で足りなければ、そうするしかないよなあとか、考えてた。
あれ?ピアノはもういいんじゃ???笑
しかも、まだ出るんかい!発表会に!笑笑
だんだん、悔しくなってきちゃったんだよねえ。
やっぱり、舞台で、気持ちよく弾いてみたいじゃん?
今回の会場のピアノはベーゼンドルファーの杢目の、それはそれは素敵なピアノだったのに、楽しむ余裕は全くなかったもの。残念極まりない。
あ、でも、弾き心地は良かったよ。
鍵盤はツルツルしていなくて、木の質感があって手に馴染む感じ。
音も、低音が重厚感がある感じで好みだった。
あんな高級ピアノ、弾くチャンスはそうそうないから、来年も同じ会場がいいなあ。

しかしやっぱり、子供たちは1年で目に見えて成長していて、羨ましいなあって思った。
それに比べて、私のピアノはどれだけ成長しているやら、ちょっと嫌になるね。
成長どころか、やれなくなることが増えてくるおばさんだもん、比べても仕方ないけどさ。
でもまあ、たとえ、カメの歩みだとしても、ちょっとずつ前進していれば良しとしよう。

●発表会後のレッスン課題…
・インヴェンション7/バッハ
・ソナタK.545/モーツァルト
・ミセラネアOp.16-4/パデレフスキ
ミセラネアは先生も知らない曲だったみたい。
藤田真央さんの演奏を聴いて、練習したいと言ってはみたものの、楽譜を見ると、音符が5本の線からはみ出てるし、和音ばかりだし、そもそも、どっちの手で弾く?って感じだし、私に弾けるのかどうかわからないけど。苦笑
●自己課題…
・スケール
・フランス組曲5番アルマンドの暗譜






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