バッハを初めて間違えないで弾けた!



バッハに限らず、私は1曲を間違えないで弾けたためしがない。
いつだったか、シューマンの『子供の情景 見知らぬ国と人々について』を間違えないで弾けた!と言って喜んでブログに書いたことがあるが、それくらいのものだ。
なぜかわからないけれど、必ずどこかで間違える。
おっ、いいぞいいぞ、この調子だ!と思って弾いていると、コケる。
曲の途中でここまで間違えてないなって意識するだけで、緊張してコケる。
それなんで、悲しいけれど、間違えないで弾くということは考えないことにした。
それよりも、曲の強弱だとか、テンポだとか、きれいな音だとか、そういう部分に気を配った方がいいよねえ。(負け惜しみ?)
とか言いながら、強弱もテンポも、きれいな音も、どれも思い通りにはならないのだけれど。
すべてが、思い通りにはいかないのよ~~~ッ!
と、半ばキレ気味に叫んでいたら、今日、見るに見かねた音楽の神様が降臨?
なんと、『フランス組曲5番 アルマンド』を間違えないで弾けたじゃあないの!いや、びっくり。
後半の繰り返しのところで、「またどうせ間違えるだろ、どこかで」と思ったけど、「いや、丁寧に、行けるとこまでがんばる~」と思い直して、がんばった。
弾き終わって、「やったー!」と一人ニヤニヤしながら、万歳したよ。笑
しかも、テンポも♪=108まで出てた。
先生から出された課題は♪=112だけど、私にとっては♪=108は快挙!
いい気分のまま、今日はもう練習終了だよ、アルマンド2回通して弾いただけだけど。ご褒美だ。(?)

後で、動画に撮っておけばよかった~って思ったけど、カメラ回してたら、たぶん弾けなかっただろう。
まぼろしの名演奏(!)となってしまうが、仕方ないか。笑

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