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3月, 2023の投稿を表示しています

4回目のピアノ発表会。

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午前中、リハーサル。 午後1時、開演。 小さな子供から始まって、大人の出番は3時頃から。 リハーサル、やっぱり連弾がボロボロだった。 それを聴いていた毎回帯同してくれている息子が、 「合わせようとするから、いけないんじゃない?先生が合わせてくれるんだから、楽に弾いたらいいじゃん」 と言ってくれた。 「そっか、そうだね、私が合わせようなんざ、おこがましいか。」 暴走したって、先生なら合わせてくれるわね、と思ったら、すっと気持ちが楽になった。 息子は、案外ぽろっといいことを言ってくれる。 ピアノのことはまったく知らない息子で、小さな子供たちのピアノにも、「すげ~」とか言って感動しているくらいだ。 毎回、何を思って私のピアノ発表会に付き合ってくれるのかなあ? 心配なのか? ビデオ係の任務のためか? ひとりぼっちじゃ寂しいのでは?と気を使っているのか? そういえば、今年は驚いたことに、夫がね、こう言ったのよ。 「日曜日(発表会の日)、休みを取ろうと思っていたんだけど、急に仕事が立て込んできちゃって、休めなくなっちゃったんだよ」 ええ?!発表会に来るつもりだった??? いやあ、びっくりだよ。 だって、いちばん最初の発表会の時に、まだ人前で弾く恐ろしさを知らなかった私が(笑)、 「聴きに来る?」 って聞いたときには、 「いや、俺はいいよ。」 と即答だったんだよ。 その時、息子が、「応援が誰もいないんじゃあ、寂しいから、俺、行くよ」って、それ以来、毎回来てくれているわけだ。 その後、人前で弾くことの難しさを知った私は(笑)、夫を誘わなかったし、夫も特に何も言わなかったのに、なぜか、今年は自分から先の発言をしたのだ。 これは驚かずにはいられないよ。 でも、夫の前であのズタボロなピアノを披露するのは、かなり、気が引けるなあ。 なぜか、息子にはそういう恥ずかしさを感じない、不思議だけど。 ってことで?、今回もまた、恥ずかしいピアノを披露してしまった私。 う~ん、なぜ、こうも緊張するのか? 今回は、前回に引き続き深呼吸法で、手がガタガタふるえるということはずいぶん抑えられたのだけど、自覚する以上に気持ちが舞い上がってしまっていたみたい。 でもね、昨春の発表会の時は「もうピアノは、いいかなあ~」なんて、無気力状態まで落ち込んでしまったけれど、今回は、逆に怒りのパワーが出てきて、「なんで、こ

ピアノレッスン61回目。不安しかない。

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いつもは2週間に1度のレッスンだけど、前回のレッスンから発表会までに2週間開いてしまうので、発表会前にもう一回、急遽レッスンを入れてもらった。 この一週間、まずウォーミングアップなしに1回通して弾くということをやっていて、しかも、それを毎回スマホ撮影して緊張感をだしてみたりした。 撮影していても、ちょこちょこノーミスで弾けるようになって、自分なりにずいぶん手ごたえがあったので、今日のレッスンも意気揚々とでかけたのだが。 なぜ? なぜなの? 先生の前では、ああ、ズタボロだった。 先生も、この期に及んでのこの状態に、 「家で弾けても、ピアノが変わると弾けないとか、あるわよねえ…」 と苦し紛れのなぐさめ言葉?を発し、なんだか、ますます申し訳ない気持ちになってしまった。 ソロのモーツァルトはまだしも、前回レッスンで好調だった連弾もボロボロに合わなくて、どういうこと?って、もう不安しかない。

ピアノレッスン60回目。「意外と…」

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前回のレッスンで、先生との連弾曲「仮面舞踏会」がまったくもってダメダメだったので、この2週間は一所懸命練習した。 メトロノームを使って練習してみたら、和音の部分で微妙にテンポが遅くなっていることに気が付いた。 だから、先生と合わせると、慌ててしまい音がわからなくなってしまうのだ。 最初から、メトロノームを使え!って話だわね。 そんな練習の甲斐あって、今回のレッスンでは先生に、 「連弾はいい感じになってきたわね。sobakoさん、案外速く弾けるじゃないの。もっと、遅いテンポの仕上がりになるかと思っていたから、驚いたわ♪」 と言ってもらえた。 3回目の連弾発表会。 今回は、一番うまくいくかも♪ ちょっぴり楽しみ♪

ダイエット成功!努力はナシ。

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いやあ、びっくりしたよ。 いつのまにか、見た目がスッと引き締まり、格好良くなって、体重も減っていたのだ。 いや、うちの、犬の話ね。 思い当たる原因はひとつ。 ドッグフードを替えたこと。 以前は、『ロイヤルカナン』だったんだけど、皮膚トラブルが絶えなくて、もしかして、アレルギーがあるのかなあって、試しにフードを替えてみようって話になったわけ。 今食べているのは、『ナウフレッシュ』のグレインフリーで、ターキーが主原料。 このフードを食べるようになってから、ウンコの量が半端ない。 それまでの倍量はある! 掴んで取るのが大変!笑 このフード、半年くらい続けているけど、皮膚トラブルは相変わらずなので、小麦アレルギーではなかった模様。 しかし、ふと気づくと、ウエストがある! 今まで寸胴だったのに! そして、昨日、動物病院で体重を測ったら、なんと21kg越えだったのが、19kgになっていたのよ。 これ、人間に換算すれば60kgの人が54kgになるってことだよ、結構すごいよね。 フードを替えただけで、運動量は変わらないし、おまけに、このフードとても美味しいらしく、ご飯の時間になると毎回うれしさが爆発しているのだ。 美味しいものを食べて痩せられるって、ダイエッターにとっては奇跡だよねえ。笑 おかげさまで、20kgがボーダーラインだったフィラリアの薬の大きさが、LサイズからMサイズにサイズダウン♪=お財布に優しいということで万々歳! と行きたいところだが、考えてみれば、『ナウフレッシュ』がお高めなので、う~ん、差し引きゼロかなあ???

神アプリをみ~つけた!

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少し前から、時間を管理できるアプリを探していた。 私が管理したいのは主に、在宅ワークとピアノの練習時間だ。 いくつかダウンロードして使ってみるも、思うように記録をつけられないとか、設定が面倒で続かないとか、帯に短し襷に長しみたいな、どうもしっくりくるアプリがなかった。 それが、とうとう見つけたのよ。 集中力を高めるアプリ『集中』 ←アプリ名 私のお気に入りな点は、 ・タイマーがついている(ポモドーロ・テクニック方式) ・記録を残せる ・1000時間チャレンジができる ・いちいちコメントがウイットに富んでいて面白い ・デザインがシンプルでおしゃれ ・完全無料&広告なし ってところ。 久しぶりに感動するくらい気に入ったよ。 そして、もうひとつ、 三日坊主を克服するアプリ『継続する技術』 ←アプリ名 私がこのアプリをを使って30日チャレンジするのは、ウクレレ。 実は教室に通うのをやめてしまって、以来半年、ウクレレに触っていない。 でも、やりたい気持ちはある。 ので、このアプリの力を借りて、がんばってみようと思う。 これらは、bondaviという会社がつくっている。 あまりに気に入ってしまったので、そのうち、寄付をすると思うよ、私。 自然と、お金を出してもいいかなあって気持ちになるんだよなあ。(あれ?危ない?私、案外、詐欺にひっかかりやすい人?) でも、私みたいなファンがいっぱいいて、社長さんが言うより、会社は儲かっていたりして。笑 bondavi株式会社 bondaviは、「特別じゃない毎日を少しずつ豊かに」という地味な理念の下で活動するIT企業です。余計なこだわりを捨てられず、いつも抱え込まなくていい災難に見舞… bondavi.jp

無人島にどれ持ってく?

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もしも、無人島で暮らさなければならなくなった時、どの本を持って行くか、本が好きな人なら考えたことがあると思う。 つい、昨日まで、私は『つむじ風食堂の夜/吉田篤弘著』に決めていた。 が、ついさっき、逆転1位となったのは、なんと、『インヴェンションとシンフォニア』!でもでも、ただの楽譜じゃあござんせんよ。 サイズがB6(変型版)! かわいいなんてもんじゃない。 半端なく心を鷲掴みにされてしまったわ〜。 中身は普通の楽譜、インヴェンションとシンフォニアの他に小品もいくつか入っている。 これがあれば、無人島に行ったって退屈しないよ。 歌ったっていいし、 エアピアノしたっていいし、 その際の音源は自分のピアノの音でもいいけれど、グールドになりきったっていい。 頭の中で勝手に鳴らすのだから、自由自在。笑 そして、ある時は、バッハのモチーフ探しをしてもいい。 そうね、暗譜に励んでもいいわ。 ね、ね、ひたすら楽しめそうじゃん? 昨日の夜、ポチって、24時間経たずに届いたのよ。 Amazon恐るべし! おかげさまで、無人島じゃなくたって、いつでも楽しめるように持ち歩くわ、明日から。

楽譜は増えるよ、どこまでも。

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昨晩は布団に入ってから、Amazon prime videoで『老後の資金がありません』という天海祐希主演の映画を見つけて、ちょっとだけ…のはずが、めちゃくちゃおもしろ過ぎて、結局最後まで観てしまった。 3:00a.m.就寝。 数年前までは楽天沼にハマっていたのに、今はAmazon沼にハマっている。 スマホの写真をクラウドにも保存したくてAmazon Primeに入ったのだけど、プライム会員は配送料が無料になるということもあってAmazonで買い物することが多くなった。 怖いくらい早く届くし。笑 そして今日、またまた楽譜をポチってしまった。 全音のポケットピアノライブラリー『バッハ インヴェンションとシンフォニア/小品集』だ。 これね、その名の通りポケットサイズ?らしい。B6くらい? 小さいものクラブの私としては、かなり興味をそそられて、つい…。 それからもうひとつ、『メンデルスゾーンの無言歌集』。 クラッシックTVでメンデルスゾーンを特集していて、清塚さんの弾く『春の歌』にノックアウト。 即、ポチった。 今は発表会の曲以外を弾いてる場合じゃないでしょ!という強迫観念から、逆に、無性に他の曲が気になってくるというストレス状態で、ついこの間は、シューマンの『ユーゲントアルバム』をポチったばかり。 大丈夫か、sobako!笑

『流星シネマ』吉田篤弘

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今は暗渠となっている川に、かれこれ200年前、巨大クジラが迷い込んで来てそのまま命を落としてしまった、という伝説のある街のお話。 埋葬したクジラの背中に街ができたのだという言い伝えの通り、ある時、クジラの骨が発見されて…。 町のタウン誌の編集員の主人公・太郎を中心に、街の人々の交流が描かれる。 話は、クジラの骨が見つかり伝説が本当だった!という事実が明るみに出ても、大騒動になるわけでもなく淡々と進むわけなんだけど、登場人物のさりげない部分に、小さなスポットがちょっと当たるみたいな、まあ、吉田篤弘さんの小説はいつもそんな感じでね、とても心地よい。 中でも今回私のお気に入りは、タウン誌の編集室にある『ラ』の音がちょっとはずれている古いアップライトピアノを弾きにやってくる青年、バジ君。 静かな音色と歌声で聴いている人を眠りに誘ってくれるのだ。 歌詞はどこの国の言葉でもなく、バジ語。 なんとなく始まって、なんとなく終わるらしい。 彼のピアノを頭の中で想像しながら、こんなふうにピアノを弾けたら、いいなあって思う。 どこまでも自由で、 優しいピアノ…。

フジコさん、真央くん、そして、グールド。

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最近、フジコ・ヘミングと藤田真央のドキュメンタリー番組を見た。 「フジコ・ヘミング ショパンの面影を探して」と題したNHKの番組では、ショパンの縁の地でのコンサートの模様に密着していた。 1回目のコンサートの後に「いっぱい間違えちゃった♪」、2回目のコンサートの後には、「1回目よりは間違えなかった♪」とフジコさんはお茶目に答えていた。 確かに、凡人ピアノ初級者の私にもわかるミスタッチもあったけれど、フジコさんの良さはそんなことも飲みこんでしまう魂の音にある。 小さなころから天才だと言われながら、幾度となく見舞われてしまう不遇な出来事を乗り越えて60代で花開いたピアニストだからこその音色。 そして、同じく小さい頃から天才だと言われ、24歳でワールドデビューを果たした真央くん。 「間違えることもある」と言いながら、「間違えるっていうか、同じ音を同じタイミングで出したとしても、空間に響いた音が違っていてはいけない」のだそうで、もう、私にとっては殿上人だね、言うまでもないけど。 二人とも私の大好きなピアニスト。 フジコさんのコンサートには、15年くらい前かなあ、死んじゃうといけないから行っておこうといって、家族で出かけたのだが、今も現役でがんばっておられる姿はとても素敵。 そして、真央くんのコンサートは先日チケットを取り損ねてしまって残念な思いをした。 また次のチャンスにぜひ行きたいけど、テレビで取り上げられることが多くなって、ますます取りづらくなってしまうね、きっと。 今は若い真央くんが、フジコさんのように年を取ってじいさんになった時、どんなピアノを弾くのか、すごく興味がある。 今の天真爛漫なモーツァルトが、どんな風に変わるのか? けれど、残念ながら、真央じいさんのピアノを私には聴くことができない。 私が100歳まで生きても、真央くんは64歳だもんなあ。 めちゃくちゃ残念だ。 そして、フジコさんは御年90歳。 私の大好きなグレン・グールドも生きていれば同じ年。 彼の生ピアノを聴くことができる可能性はあったのに、と思うと、これまた残念。

電子ピアノ、案外、良き。

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姑が、腰椎の圧迫骨折をしてしまい、どうなることかと思ったが、案外元気な様子なので、ほっとしている。 「具合、どう?」と尋ねると「痛いよー。長生きするのも大変だよ、まったく。いったい、いつまで生きるのかねえ。」なんて言うので、「そだねー、人生100年時代だからねえ、あと20年はあるね。」と言ったら、「あと20年も生きるんかい!」って、大笑いしていた。 昨日、今日は、生ピアノ練習は自粛して、2階の部屋にある電子ピアノ&ヘッドホンで練習した。 何しろ、私の部屋と姑の部屋は隣同士、ピアノの向きは違う方に向いているけど、狭い部屋だから大した違いはないだろう。 痛い人の隣で大きな音を出すのも憚られる。 1週間くらいは電子ピアノかなー。 キーボードに毛が生えたくらいの安い電子ピアノだけど、ヘッドホンを使うと案外集中できて良い。 誰にも聞かれていないから、どれだけ同じところを繰り返したって気にならない。 自分だけのワールドに入り込める。 生ピアノのサイレント機能も、普段からもっと活用すべきだなって思った次第。

なぜ彼女はシンデレラになれたのか?

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一夜限りのお遊びなら、まあ、あるかもしれない。 父親をひと月前に亡くし、恋人と昨日別れたばかりで、人恋しかったのもあるだろう。 たまたま出会った娼婦と1週間、寝食を共にして、情が移った? まあ、それもあるかもしれない。 けれど、そもそも、1年も前から計画していたビジネスがらみの会食に、あんな女を連れていくだろうか? その一点がどうも納得いかなくて、楽しめずに終わってしまった。 以前、観たときにはとても面白い映画だと思ったのに。 『プリティ・ウーマン』の話。

『リヴィエラを撃て』高村薫

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以前は、『読書メーター』というサイトに読んだ本の記録をつけていた。 先日、何年ぶりかでのぞいてみたら、まだ私のページが残っていて、なんだかね、やっぱり記録が残っているのっていいなって思ってね、今年から、また記録をつけることにした。 場所はこのブログ。あちこち管理するのが面倒なので。 高村薫さんの小説は初めて読む。 『リヴィエラを撃て』は、作家の羽田圭介さんが若い頃に読んでリスペクトしていると絶賛していたので、読んでみようと思ったわけ。 ストーリーは平たく言うとテロリストとスパイの話。 アイルランド、イギリス、中国、アメリカ、日本が舞台となっていて、とてもスケールの大きな物語。 容赦なくバンバン人が死んじゃうし、機密をしゃべらせるための拷問も半端なく、とても女性の書いた小説とは思えない。 舞台がほとんど外国で登場人物も外国人なので、最初は名前と所属(CIAとかMI5とかMI6とか)を覚えるのがちょっと大変。笑 でもぐいぐい最後まで読めて面白かった。 思ったのは、諜報部員にはなりたくないなってこと。 だって、誰も信じられないじゃん? 心が休まる時がないよ。 そういえば、息子の所属していたサッカー少年団の同級生のお父さんが北欧の方の国の人で「スパイだと疑われて大変な目に遭ったことがある」と奥さんから聞いたことがあった。 小説の中だけでなく、実際にそういうことがあるんだなあとびっくりしたことを覚えている。 そしてもうひとつ、この物語の発端である中国の機密書類で思い出したのは、シュ・シャオ・メイ(ピアニスト)の自伝『永遠のピアノ』が読みかけだったこと! 読まなくちゃ!

いよいよ介護生活に突入するのか?

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昨日、朝から友人と出かけていた姑が、夕方、「転んで腰の骨がつぶれた」と言って帰って来た。 友人に整形外科に連れて行ってもらって、レントゲンも撮ったらしい。 「腰の骨って、大丈夫なのッ?!」と聞くと、「安静に寝てろと先生に言われた」と言う。 全く歩けないほどでもないようで、トイレにも自分で行けるので、ちょっと安心した。 一瞬、寝たきりになることを想像したよ。汗 でも、安静にしているうちに足腰が弱るのは目に見えてるし、何と言っても83歳だもん、治りも遅いだろう。 ということで、今日はピアノの練習は自粛した。 「痛い」と言って寝ている姑の隣の部屋で、ピアノを鳴らすのはどうかと思って。 サイレント機能もあるけど、打鍵音が響くからねえ。 あ~あ、発表会前なのになあ。 どうすっかなあ~。 これまで何の制約も受けずにピアノを弾くことができたのは、幸せなことだったんだなあとしみじみ思う。 今後は、思い通りにならないこともだんだん増えて行くのかもしれない。 仕方ないか。
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