なるほど、と思った。



「空白を満たしなさい」のドラマが最終回を迎えた。
小説の方は、まだ読めていなくて、ようやく下巻に入ったところ。
続きは、帰省する新幹線の中で読もうかな。

この物語は、自殺した主人公が生き返って、自分の死因(自殺)に納得がいかず、真相を探るという話。
自分は自殺をするような人間ではないはずだし、自殺する原因も思い当たらない主人公はとても苦しみ、カウンセラーを紹介される。
自殺対策カウンセラーが、
「自殺をする人は、死にたい人ばかりではなくて、死にたいと思わなくても、時としてそういう選択をしなければならない場合があるのだ」
といって出した例が、ほ~、なるほどねって、ストンと腑に落ちた。
高層ビル火災に遭って、火も煙も回ってしまいどうしようもなくなったとき、死にたくないけれどビルから飛び降りてしまう、というのだ。
原因が何であれ、そこから逃れたいと強く思うと、死をえらぶことがあるってこと。
死にたいわけではなくても。
なるほどね~、って思いながら、ってことは、誰にでもそういうことが起こり得るわけで、ちょっと、怖くなった。

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