グールドと反田さんのブラームス。



8月20日のテレビ朝日『題名のない音楽会』で、反田恭平さんの演奏する『ブラームスの間奏曲118‐2』を聴いた。
ピアノはShigeru Kawai 。
この曲、YouTubeでいろいろな人の演奏を聴いたけど、ピンと来る演奏には出会わなかったなあ。
しかしさすが反田さん、素敵だ。
そしてグールドの演奏と比べると、同じ曲なのにずいぶん印象が違う。
反田さんのブラームスは優しく明るいイメージ。
グールドは、ところどころ優しい音もあるけれど、総じてもの悲しいイメージかなあ。
メロディも、反田さんは終始王道という感じだけど、グールドは、左手パートが際立っている場面がちらほらあって、おもしろい。
音の強弱も、グールドの方が幅が広い。
ピアニッシモなんて、本当に小さいの。
以前、青柳いづみこさんの本に出てきた『ホールでしかわからないグールドのピアニッシモの響き』を生で聴きたかった!と、また、思う。

・関連記事→もしも、タイムスリップできるとしたら。


なーんて、やっぱりグールドが一番♪ってことが言いたかっただけか。
でも、反田さんのブラームスも美しくて、それはそれで好きよ。
録画してたので、保存版にしたし。
HPに音源があるので、聴いてみて。

ちなみに、グールドのこの『ラ』は萌えるよ。

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