喜ばれるギフト。



先日、還暦のバースデーを迎えた私。
改めて、人に喜んでもらえるプレゼントについて思ったことがある。
それは、当たり前のことだけど、相手の気持ちに思いを馳せること。
本当に、相手にプレゼントしたい!と思って贈っているかってこと。
自分自身を考えてみても、本当に相手を想ってプレゼントをしたことがあっただろうか?と思う。
あら、私だけかな?
みんな、もっと、相手を想ってプレゼントしているのかな?
誕生日だから、父の日、母の日だから、入学・卒業・就職・退職などなど、イベントだから何か贈らなきゃって思っていないだろうか?
まあ、イベントだから贈るというのはいいとして、さて、何を選ぶのか。
まずは、相手をよく知らないとギフト選びは始まらないよね。
そこから、相手の気持ちを想像する。

今まで私は、近しい人へのプレゼントに関しては、ストレートに「何が欲しい?」って聞いて相手の欲しいものをプレゼントすることがほとんどだった。
自分自身が不要なものはいらない、無駄だと思っていたから。
でも、今回、還暦のプレゼントを妹たちからもらって、ああ、こういうのが本当の贈り物だなって気づかされた。
還暦を迎える私のために二人で企画して、それぞれ、私の大切にしているブライス(着せ替え人形)のアウトフィット(赤色の!)を手作りしてくれたのである。
彼女たちの、私への愛をいっぱい感じたよね~。
本人に赤いちゃんちゃんこを着せるのは、憚られたのかな~~?笑

↑下の妹が作ってくれた着物♪
↑上の妹が作ってくれたドレス♪

その昔、25歳の誕生日にもらったプレゼントにとてもうれしく思ったことを思い出した。
他県の大学に進学してから6年間疎遠になっていた幼なじみの男子が地元に戻って就職し、美容師だった私のところにヘアカットに来るようになって、ある日突然誕生日プレゼントをくれたのだった。
彼からのプレゼントはそれが最初で最後だったと思う。
もらったのは、『36色の水彩色鉛筆』。
私が子供のころ絵を描くのが好きだったことを覚えていたのだろう。
当時、バブルの真っ最中で、女性へのプレゼントといえば、アクセサリーとかバッグとか、ブランドものの何かとか、そういうのが主流?だった中で、『色鉛筆』はガツンと心に響いたことを覚えている。
心に残るプレゼントって、決して金額じゃあないのだなあと。
そういうギフトを贈ることができるのってすてきだよね。

私も心を入れ替えて、これからは相手を想うところから、ギフト選びを始めようと思う。

↑息子におねだりした前原光榮商店の雨傘♪

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