グランドピアノを購入して1年半が経ち思うこと。



早いもので、2020年4月にグランドピアノを購入して、1年半が経った。

YAMAHAのC1Xという小さなグランドピアノだけれど、大満足している。

なんと言っても、グランドピアノの音の広がり方は、6畳の部屋でもうるさくなく素敵な響きなのだ。

アップライトピアノとは響板の位置が違うせいだろうか?

私の持っていたアップライトはKrausというとても古いピアノで、ピアノの性能の違いということかもしれないがわからない。

まあとにかく、C1Xには大満足なのだが、しかし、私の心の奥底では、常に誰にも言えない葛藤がある。

それは、私には宝の持ち腐れではないか?ということ。

猫に小判?的な。

グランドピアノに憧れ、うまくなるために先に買う!と怪しい言い訳をし、購入に踏み切ったものの、1年半で私の腕前はほんのちょびっとしか進化していない。

それでも、たった一年半、しかも、身体機能の衰え始めたおばさんの、である。

少しでも進化できれば御の字だとわかっていても、自分で勝手に描いたグランドピアノの重圧に押し潰されそうなのだ。

その証拠に、私がグランドピアノを持っていることを知っているのは、家族だけ。

とても、他人様に「私グランドピアノを持っているのよ」なんて口が裂けても言えない。(あ、ここで公開しちゃってるけど、顔は見えないもんね。笑)

それがね、最近、だんだん苦痛になってきているのよ。

別に誰かに何か言われたわけでもなく、ただ、自分で自分を追い詰めているだけなんだけどさ。

なんか、楽しくないよね、こんなんじゃ。

で、楽しくピアノライフを送るにはどうしたらいいか、今、少し模索中なのである。

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