義母の血圧騒動(2)病人は作られる?


A内科で頓服薬を飲んだ翌日夕方近く、「血圧が高いけど大丈夫かな?A内科に行った方がいいかな?」と言い出す。
聞けば、朝までは血圧も落ち着いていたけれど、また何度も血圧を測っているうちに、昼近くなって血圧が180を超えたらしく、薬を飲んだのだという。
計測記録を見ると、飲んだ直後は下がっているが、また少し上がってきている。
「昨日A内科に行って薬をもらったばかりだから、他に症状はないし、薬があるうちは様子をみたらどう?」と言ってみたのだけど、30分もしないうちに自分でA内科に電話したらしい。
「sobakoちゃん、A先生がおうちの人と今から来れる?って言うから、一緒に来て。」

まじか~?こんな短期間に何度も来られたって、先生だってどうしようもないのでは?と思いながら言ってみると、案の定、循環器内科に紹介状を用意されていた。
帰り際に「うちにはどうしようもない…」とポツリ苦笑いのおじいちゃんA先生。
匙を投げたね?いや、責めませんよ。お察しします。先生、すみません。と思いながら、その足で循環器内科Uクリニックへ向かった。

さすがの循環器クリニック、心電図取って、胸部レントゲンを撮って、血も取って、さっさと検査してくれた。
そして、朝晩以外にもやみくもに測って記録した手帳の書き方を再三看護師さんに指導された。笑

結果、心電図もレントゲンも全く問題なし、なんで血圧高いんだろうね?って。
「すぐに薬を出すことはできないから、やはり、朝晩の血圧を記録してみましょう。血液検査の結果が出る3日後にもう一回来てください。」ってことになった。

そして、また、3日間、やみくもに血圧を測った義母。
人の話を聞いとるんかい~~~笑
何回も測って不安になると血圧も上がっちゃうから、頭痛やめまいや手足のしびれとかの症状がなければ、朝晩以外は測らなくていいよって言ったのに。
血圧手帳の一週間分のページが1日で埋まっている。笑

それでも先生はその手帳を見て、「やっぱり高いから、少し薬を続けて飲んでみようか」と言って、一日一回の薬を処方してくれた。
血液検査では肝臓の数値がひっかかり、後日エコー検査をすることになった。

まあ、84歳ともなれば、検査すれば何かしらひっかかりそうではあるよね。
血圧にしても、それまで特に何も自覚症状もなくて、たまたま数値を知る機会があって不安になってしまうのってどうなんだろうね?
出歩くのが大好きな義母が、高血圧がわかってから家にこもって血圧計とにらめっこだよ?
病気の早期発見は大切だけど、検査で病人に仕立てられてしまったような感じもして、なんだかなあと思う。


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コメント

匿名 さんのコメント…
こんにちわ


私は医師ではない医療関係者です
なので、公開するかどうかは、sobakoさまにお任せします

以前、病院で聞いたのは
高齢になると血圧が高くなるのはしょうがない。
血圧が低い方が、だるくて動けなくなるし、パフォーマンスがさがるそうです。

高齢者は、検査で異常がないなら、低血圧のほうが危ないんです


どうしても、内臓機能が低下するから、血圧が高くして(血流をあがるから、血管内壁に圧がかかる)

さすがに200は高いと思いますが
頭痛がするとか、手足がしびれるのでは無ければ
大丈夫かと。。。。

水分不足だったり、運動量が減ると
血流が悪くなり、血圧あがるし、
涼しい場所で動き回るのがいいのかなと感じました!
sobako さんの投稿…
匿名さん
コメントありがとうございます。

身近に高血圧の人がいないものですから、今ひとつ私自身の理解が進んでいなかったのですが…
高齢者の高血圧は、ご指摘のような感じなのですね。
義母は薬を飲み始めてから、血圧は安定しているようで、血圧の「け」の字も言って来なくなりました。笑
幸い、他に症状もないので、主治医と相談しつつ…と言ったところでしょうか。



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