嫌だったピアノレッスン。



小学生の頃に習っていたピアノ。

 

当時の住まいは市営のアパートで、金銭的にも住宅事情的にもアコースティックピアノを買ってもらえるはずもなく、家での練習はオルガンだった。

 

ピアノレッスンに関して覚えていることといえば、楽しくなかったなあということ。練習はやった記憶があまりない。自分からやりたいと言って始めたのにも関わらず。

 

近所だからという理由で通っていた先生のことも、相性が合わなかったのか、練習をしない自分のせいなのか、嫌味な先生だという記憶しかない。

 

中学生になるときに、「部活動が忙しくなるので」と大義名分を見つけ?レッスンに通うのをやめたのだった(確か)。6年近く通ったはずだけど、本当に練習をしなかったので、全くの初級で終わっている。好きだった「エリーゼのために」がなんとか弾けるくらいで。

 

それでもピアノは、私の心の片隅に小さな点を残していて、大人になっても時折、顔を見せるのだった。

 

楽器店の前に陳列されている電子ピアノを見れば鳴らしてみたくなる。

 

素敵なピアノ曲を聞くと、弾けたらいいなあと憧れる。

 

そして10年前、夫にお願いしてKORGの電子ピアノ(¥80,000)を買ってもらった。

 

最初は嬉しくて鳴らしてみたりしていたけれど、なぜだかそのうちやらなくなってしまった。電子ピアノは完全に物置棚状態。それでも2年前、中古住宅を買って引っ越した時、捨てられずに持って来た電子ピアノ。

 今年、ようやく日の目をみることになった。

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