義母の血圧騒動（３）待ち時間２時間、そして…。

前回A循環器クリニックに行ってからちょうど２週間。
その間、薬をのんでいるせいか義母からの訴えはなかった。
だが、２週間ぶりにあのフレーズが。
「sobakoちゃん、血圧が高いんだけど、大丈夫かな？」
聞くと、１８０あると言う。
「薬は飲んだ？」とたずねると、「血圧180以上だったら飲む薬のこと？」と返って来た。
私「それじゃなくて、１日１回毎日飲む薬。Aクリニックでもらったでしょ？」
義母「え～？、そんな薬ないよ」
え～？って、お義母さん、薬、飲んでなかったの？？？
ちょうど２週間分もらった薬が切れるタイミングだったので、
「お義母さん、今朝の分を飲んで、薬袋は捨てたんじゃない？」とゴミ箱を探してもらうと、くしゃくしゃに丸められた薬袋が出てきた。
よかった～、薬は飲んでいたみたいだ。
っていうか、薬の存在を忘れているのって、どうなの？？？やばくない？？

とりあえず、薬も切れたことだし、Aクリニックに連れて行った。
なんと、２時間待ちだったので、義母を残していったん帰り、診察のころ合いを見計らって出直す私。
結局、前回の倍の容量の薬を処方してくれた。

そして４日後、ついにお義母さんが頭痛を訴えた。
「sobakoちゃん～、昨日から頭が痛いのよ～。大丈夫かねえ？」
毎回私にこれは大丈夫なのかと尋ねられても困るのだが、昨日も今日も普通に掃除も洗濯もしていた義母。
血圧も高くはないと言う。
それでも「Aクリニックに行きたい」というので、頭痛薬でももらえるかと連れて行ったら、これまた２時間待ちで、患者であふれかえっているのよ。
帰りに迎えに来てくれればいいと義母が言うので、「終わったら電話してね」とその間に買い物を済ませることに。（家でピアノも弾いちゃった♪）
そして、迎えに行くと、義母は開口一番、
「まったく、２時間も待たせて、『あ～～、大丈夫、大丈夫。気にしすぎだよ～。』って先生言うんだよ。薬もないし！」
と怒っている。
ありゃ～、薬もないのか。
ビタミン剤でもいいから、出してくれれば義母の気もおさまるのに。

帰り道、「先生が大丈夫っていうなら、大丈夫なんだよ。血圧も、朝晩だけ測ればいいよ。気にしている方が、かえって体に良くないからさ。」と諭してみたが、「そうだねえ」なんていいながらまた、明日も何回も血圧測定しちゃうんだろうなあ。

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