発表会前で何だか落ち着かないので、ちょっと他のことで気を紛らそうと、ビデオに撮っておいた『そして父になる』(福山雅治主演)を見てみた。
以前にも一度見たことがあったのだけど、エンディング曲のことは全く失念していて驚いた。
グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲アリアだったのだ。
失念と書いたけれど、もしかすると、グールドのピアノに出会う前にこの映画を見ていたのかも知れない。
『羊たちの沈黙』もそうだし、これで2回もグールドのゴルトベルクが私の耳を素通りしていた事になる。
今では完全に虜なのに、“出会う時”が大切なのね。
受け入れ準備が出来ていないと、スルーされてしまうのだ。
小説もそうよね、同じ本を読み返すと、その時々で自分の感じ方が違う。
話は戻って、エンドロールで流れるグールドのアリアは、やっぱりハミング付きだった。
それだって、グールドを知らない人は気付くのかなあ?
私はおっさんの唸りにしか聞こえないけどね。
でも、愛着はあるよ。推しだからね。笑
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最後までお読みいただきありがとうございます。
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