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12月, 2022の投稿を表示しています

2022年の終わりに。

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10日ぶりのブログ更新。(26日の54回目のピアノレッスンは先ほどこっそり更新・笑) ここのところ在宅ワークに精を出していたせいで、PCを眺める(?)時間が多くて、どうもブログを書く気力が失せていた。 1日サボるとタガが外れて、まあいいかっていう気持ちになる。 このままブログをやめてしまうことにもなりかねなかったのだけれど、幸運にも大晦日という節目の日がやってきて、書こうという気持ちが湧いてきた。 さて、今年一年どんな年だったか。 4月に還暦を迎えて、いろいろ考えるところも多くなった。 ひとつは、終活。 しかし、考えるだけで実行はまだ、ともなっていない。 自分があとどれだけ生きられるのかなあと考えることも多くなった。 年を取って、心の体力がなくなったとも感じている。 いろいろ、やりたいと思うことがあっても、億劫に感じるのだ。 まあ、もともと面倒くさがり屋ではあるけれど。笑 ふたつ目は、ピアノ。 秋の発表会が終わってから、実は、ピアノ教室に通うのをやめようかと考えるようになった。 先生に不満はまったくなく、自分の問題。 音楽って、もっと自由にやればいいんじゃないかと思って。 いや、今でも十分自由な大人の趣味なんだけどね。 教室に通うことで、練習しなくちゃというプレッシャーがある。 でも、そのプレッシャーがなくなってしまったらたぶん、今以上に弾けるようにはならなくなるのだろうなあと考えると、それもちょっと嫌だ。 とまあ、もやもや考え中。 三つ目は、仕事のこと。 今年はすこしずつレジパートの時間を減らしていて、現在は1日4時間、週3日働いている。 徐々に在宅ワークにシフトしていき、ピアノのローンが終わる63歳には、完全在宅にしたいという目標。 こちらは結構目標に向かってがんばってこれた一年だったと思う。 課題は時間の使い方。 在宅ワークは本当に時間の使い方が勝負なので、自己管理の苦手な自分はどうやって行くか検討中。 こうやって書いてみると、ネガティブな要素が多いなあ。 でも、家族全員、トラブルもなく健康で1年を過ごせたから、しあわせな1年だった。 うん、そうだな。 健康が一番!! 感謝して、1年を締めくくろう。 今年も1年間、sobakoのブログにお付き合いいただいて、ありがとうございました。 来年もつらつら書いていきますので、よろしくお願いいたします。 みなさまの202

ピアノレッスン55回目。バッハ好きは似非だった?

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正直言うと、ここのところピアノに対するモチベーションがダダ下がりで、それなりにがんばれたのはインヴェンション9番のみ。 で、それさえも結局、反復練習が曲の最後に到達できなかった。 レッスン前に先生に、 「今日は、練習ができていなくて、インヴェンションと連弾だけお願いします。」と前置きしたら、 「年末でいそがしいものね、練習に手がまわらないわよね」と言ってくれたけれど、 「いや、実は、ここのところピアノ熱が下がってしまっていて…。」と正直に話した。 すると、先生、 「そうか~、いくらバッハが好きと言っても、バッハばかりじゃあマンネリ化しちゃうかもしれないわね~。」と言い、 「思い切って、発表会曲を変更してみる?」と言い出した。 確かに、インヴェンションに加え、11月の発表会曲ゴルトベルクのアリアにプラスして第1変奏が次回の発表会の曲目となっている。 しかし、しかし、次の発表会は3月で、実質残り3か月切っているのに、今から新しい曲って無謀では???笑 先生は楽譜の本棚の前で、あれこれ探してくれている。 そして、モーツァルト2曲、ギロック1曲を提案してくれて、「とりあえず、おうちで弾いてみて」と楽譜も貸してくれた。 家に帰って、少し弾いてみたのだが、いやあ、新しい曲というか、バッハじゃない曲がとても新鮮に感じられて、なんだかちょっぴり楽しくなったんだよねえ。 さすが、何十年もピアノの先生やっているだけあるよなあ、生徒のモチベーションをあげる手段もいくつか持っているんだね、きっと。 さて、どれにしようか、思案中♪ ■今日のレッスン インヴェンション9番/バッハ 9番はこの日がお初、の割に、今までで一番できたような気がする(あと6小節くらい残ってるけど)。 右手左手のフレーズを教えてもらい、右手の高く飛んだ音をテヌート気味に弾くと素敵に聴こえるとアドバイスいただく。 仮面舞踏会(連弾)/ハチャトゥリアン プリもが伴奏になる手前までレッスン。 出だし、「もっともっと、フォルテで弾きましょう!sobakoさんの場合は、フォルテのところはフォルテッシモだと思っていいわ!」と先生。 そして、和音が続くところ、一つの和音を弾いたら力を抜いて、次の和音を弾くための準備をすることを教えてもらった。 力が入ったままでは次の和音も弾けないし、硬い音になってしまう。 先生にお手本を見せてもらって

2022年に出会った本の中から、オススメ5冊♪

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いよいよ2022年も残すところあと10日。 春に60歳の誕生日を迎えた年女sobakoのこの1年を振り返るシリーズ第1弾。 まず今日は、ピアノではなく、もうひとつの趣味である読書について書いてみよう。 今年は少しパートの時間を減らしたので、今までよりもずいぶん本が読めた。 今まで読書が趣味だと言いながらも、積読本が増えるばかりで、なかなか読むことができなかったのだけれど。 しかし、まあ、YouTubeを見る時間もかなり増えているので、本当ならもっともっと読めるはずではある。 そして、今年は私にとって良書にたくさん出会えたことも、読書時間を充実させてくれた。 本を読んでいるとき、「この本、最後まで読もうかどうしようか…」って悩むことあるんだよね。 あまり、ピンとこない本だと、「時間の無駄かも?」って思っちゃう。 年を取ってからはさらに「時間の無駄」に敏感になってしまった。 今年も1冊、Amazonではとてもレビューがよかったが、いまひとつ私の琴線には触れず、迷ったがしぶしぶ読み切ったという小説があった。 べつに、ストーリー的に面白くないというわけでもなかったけれど、なんていうかなあ、一言で言うと、「文章が浅い」って感じ?(偉そうで申し訳ない) 直後に小川洋子さんの小説を読んで、確信した。 やっぱり、小説は言葉を噛みしめて読みたいって。 本当に良い本に出会うと、読み終わりたくない気持ちになるものね。 ってことで、今年読み終えたくない気持ちになった本はこちらの2冊。 「密やかな結晶」小川洋子 朝起きると、”それまであったものが消滅している”という現象の起こる、とある島のお話。 大抵の住民は”消滅したもの”の記憶が薄れてしまうのだが、中にはずっと覚えている人も少数いて、そういう人は秘密警察に捉えられてしまうのだ。主人公の女性が思いを寄せる男性も後者のタイプで、自宅の隠し部屋に匿うのだが…。 何とも奇想天外なストーリーだけれど、小川洋子さんの小説だから、静かに淡々と話が進む。 もうね、小川ワールドにどっぷり浸かることができる。笑 言葉や文章のセンスも抜群だし、なにより、日本語が美しい。 この美しさを理解できる日本人でよかった~って心から思えるのだ。 「パリ左岸のピアノ工房」T.E. カーハート これはこのブログで紹介したことのある本。 パリに住む2児のおとうさんが近所にある謎

グールドのインヴェンション9番が…

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いよいよ一番最後のインヴェンションとなった9番。 今までとはほんの少し意識を変えて練習に取り組んでいる。 少しずつ丁寧に繰り返し練習をしているのだ。 繰り返し練習はやって当然なことなのに、振り返ってみるとやっぱり私には足りていなかった。 「毎日3小節」をノルマにやってみている今、曲の半分を越えた。 ゆ~っくりではあるが、弾けるようになってきている。 手ごたえが今までと違う。 しかも、サボっていた音階も練習している。 インヴェンション9番と同じ♭(フラット)4つのヘ短調と、ついでに(?)変イ長調。 これを9番練習の前に少しずつやっている。 ん~、まじめだ。 いや、これが本来のピアノ練習する人の姿か。 いつも、その時練習している曲を毎朝の目覚ましにセットしているので、現在はグレン・グールドのインヴェンション9番だ。 最初の頃は、ぐるぐる終わりのない曲で、まったくさっぱりわかんないなあと思っていたが、繰り返し聴くうちにようやく馴染んできた。 そして、最近、グールドの9番が、やけに切なく寂しく聞えるのだ。 なんだか、本当に寂しくて、実はあまり聴きたくなくなってきた。 だから、早く9番を卒業しなければ!と練習に励んでいる。 練習の時には寂しくならないのか?と思うかもしれないけれど、ふふ♪(笑)、残念ながら私の演奏ではならない。 すべて最後まで弾けるようになって、グールドのように寂しさ全開で演奏できるようになるのが目標!と言ったら、道のりが長すぎるかな???

ピアノレッスン54回目。いよいよあと1曲。

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インヴェンション5番 結局、2時間の繰り返し練習の賜物が私の脳みそと指に定着するには、まだまだ、時間(訓練)が必要ということで、今日のレッスンでも、うーん、まだまだアカン状態だった。 だがしかし、ホラ、私の合格基準が譜読み(音読み)だから、今日も先生「まあ、良しとしましょう」と笑いながら言って次に進むこととなった。 で、「次は~…。あら、sobakoさん!次はインヴェンション最後の曲ね!!」と先生。 「えっ?!そうでしたっけ?!」と先生から楽譜を奪い取ってめくってみるも、「ほんとだ~~~!最後ですね~~!!すごい~~~!!」と叫んでしまった。 先生も、「よくがんばってきたわね~~!」と言ってくれたけど、「いや、全然、弾けてはいませんから。」と心の中でつぶやく私。笑 それでもまあ、14曲、音は読んだので、ほんのちょっぴり感慨深い。 最後は9番。 これもまた、ちらっと聞くと無限ループ系の曲だな…。 5番もそうだけど、曲が永遠にクルクル回って終わりがない感じがするのは気のせいだろうか? しかし、最後の曲なので、最初から気合をいれて繰り返し練習でやってみよう。 ゴルトベルク変奏曲 第1変奏 実はここのところ、練習をしていなくて、さっぱりだった。 右手と左手で呼応している部分を教えてもらい、弾いてみる。 とりあえず、前半部分のみのレッスンとなった。 そして、極めつけは、「じゃあ、1回、Ariaも弾いてみましょうか」と先生。 「え?!ここで、突然来ましたか!」と私が言うと、「たまには弾いておかないとね♪」って。 まあ、次の発表会では第1変奏と共に弾く予定ではあるけれどさ、前回の発表会が終わってから、ほとんど弾いていない。 しかも今日持っているのは『ゴルトベルク変奏曲』に入っている楽譜で、これまで使っていたのは『アンナマグダレーナの音楽帳』の奏法譜なので、ぜんぜんちがう。 がんばって弾いたがボロボロだった。。。 あ~あ。 私はピアノ、やる気あるのかね? いつも、弾けない、練習不足、そんなことばかり書いている気がするなあ。

チェンバロの音でくりかえし練習♪

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気づいたら2時間、インヴェンション5番の練習をしていた。 今日は、レジパートの仕事中に、帰ってからどう練習するか決めていた。 1小節ずつ、有無を言わさず5回練習し、その後3小節ずつ5回練習し、間違えたらまたそこを繰り返し練習し、というようにとにかく繰り返し練習に励むことにしていた。 それをまるっと一曲最初から最後までやってみたら、2時間かかった。 その後、通して弾いてみたら、まあこのあいだまでさっぱりだったインヴェンション5番が、あれれ?ちょっと、弾けるようになったんじゃ?って思った。 永遠に弾けないんじゃないかと思っていたので、びっくりだよ。 終わりが見えてきて、うれしいよ。 最初からこうやって練習しておけばよかったわけだ。 しかし、明日、どれだけ体が覚えているかが問題。 今までだって、3歩進んで2歩下がる状態だったからねえ。 まあ、30%覚えていれば、残り60%をまた繰り返し練習し、また次の日も同じように繰り返して行くのみだわね。 今日の繰り返し練習は、最初から最後までアップライトピアノに付けたサイレント機能のチェンバロの音で弾いてみた。 チェンバロは、やっぱ、バロックっぽくて練習の士気があがるわ~♪ それに、サイレントってことで、いくら繰り返しても、間違えても、聴いているのは私だけってのが、いい。笑 誰に気兼ねすることなく集中できる。 これからは、繰り返し練習はサイレントですることに決めたよ。

バッハを弾けるようになるための練習

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先日、ピアノがなかなか弾けない理由をブログに書いてみた。 あれはあれで一理あるのだが、そもそも、私の今の練習方法に問題があった。 バッハ初心者のための練習。 それは、数小節ずつ小分けの練習。 おいおい、そんなの、当たり前。 自分でもやっていた。 いや、やっていたつもりになっていた。 この3日間、インヴェンションは1日のノルマを楽譜の1段と決めて、反復練習に努めた。 まあ、2日目には前日分の復習もするのだが、基本はその日のノルマを反復練習。 するとね、弾けるようになってくるね、私でも。 もちろん、スーパースローだよ。 でもね、こんな数日で手ごたえを感じるわけよ。 今までは、たぶん、小分け練習が十分でないまま、次へ次へと進んでしまい、その間、間違えたりするもんだから、その間違いも指が(脳が?)覚えてしまい、結局正しく弾けなくなってしまうっていうことになっていたのだと思う。 あれほど、いろんな本に、間違えてはいけない、ゆっくり練習で正しい音を覚えさせるのが肝心だと書いてあったのに、できていなかったのだ。バカなの?私。 インヴェンションって、片手なら弾けるのよ。 それが両手になった途端に崩壊するってことは、もう、指の訓練をするしかない。 あ、これは、ただ正しい音を弾くって意味でね。 2声を弾き分けるとか、それは正しく音が鳴らせた後の話なの私の場合。 とにかく、小分けの練習が終わるまで、心を鬼にして通しで弾かないことにする!
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