『冬ソナ』のサンヒョクが可哀そうだ。
ユジンの優柔不断をどうにかしろ。
と思っているうちに、何十年も前の出来事を思い出した。
私が引導を渡された恋愛の話。
美容師時代に、初めて本格的に付き合った彼だった。
学校の勉強はできなかった(「これ以上煙突が増えるとアヒルが死んでしまうよ」と通知表を見た父親が笑って言ったというエピソードの持ち主・笑)けど、とても明るくて面白くて性格の良い、誰からも好かれる彼だった。
私たちはとても気が合う仲良しで、ケンカなんてしたこともなかった。
彼の友達や私の妹も巻き込んで仲良しだったので、別れた時にはみんなにとても残念がられたっけ。
付き合い始めて2年、終わりは突然やって来た。
他に好きな人が出来てしまったのだと言う。
私は泣いて「別れたくない」と言ったけれど、彼の決心は硬かった。
それっきり。
最初はなんてひどい男だろうって思ったけれど、時間の経過とともに、だんだんと良き思い出となっていった。
今考えても、一番好きだったし、人間としていいやつだった。
こうやって思い出せるのも、彼がスパッと引導を渡してくれたからだろう。
ユジンがもっと早くピシッと決意を固めてくれれば、サンヒョクも少しは楽になっただろうにね。
ああ。今後の展開が気になるわ~。(あれ?私、ハマっているのか?冬ソナに。)
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