実は、初めて○○してみた件。




いやあ、思わせぶりなタイトルでドキドキしちゃうね。

発表会が終わった帰り際、先生にあいさつしに行ったら、「sobakoさん、今日はご主人がいらっしゃったから、今までで一番良い出来だったんじゃない?」と言われた。
「いやいやいや、私の練習の賜物ですよ~!」なんて冗談を飛ばして帰ってきた。

で、ふっと思った。
今までの私の発表会演奏って、どうだったっけ?って。
実は、毎回息子にiPhoneで撮ってもらっているのだけれど、怖くて見られないので放置している。

今回の発表会は、自分でも多少は成長が感じられたので、過去を振り返ってみようかと思ったわけ。
夜中に一人部屋でこっそりPCで過去の動画を再生する私。
ああああ~~~、なんて、ひどいの.....、私の演奏。
いや、ひどいとは思っていたが、ここまでとは!
臭いものにはフタをするってことで、またまた封印しちゃったよ~。笑
よくもまあ、あんなひどい演奏をみんなに披露してきたもんだわね。
いや、ひどい演奏はしたくてしたわけではないか、結果、そうなっちゃったってことだけど。

今回の発表会前に、私、先生にも「成功体験できるまで出続けます!」と宣言していて、その時に先生が、「偉いわ!sobakoさん!大人の方は、うまくいかないと気にしちゃって人前には出ないっておっしゃる方も多いのよ。よかったわ!sobakoさんがそう思ってくれていて」と。
先生は、いつ私が「発表会はもう結構です」って言い出すかしらと思っていたのかもねえと、過去の発表会動画を見て思っちゃった。
それくらい、ひどい。笑
もしも、今まで、発表会記録動画を見返して反省するという殊勝な気持ちが私にあったらば、「次」はなかったかもしれない。笑
都合よく自分の失敗にフタをして、目を背けて来たから5回目の発表会を迎えることができ、たとえそれが主旋律に毛の生えたようなアレンジの連弾曲『ダイアモンド』であってたとしても、初めてのノーミス成功体験をすることができた。
私にとっては、これは大きな収穫だった。
成功体験はとても楽しかったし、過去の失敗動画でも見てみるか、という余裕の?気持ちにもさせてくれた。(速攻でフタをしたけど・笑)

それでも、ひとり分析&反省会を開催。
一番思ったのは、やっぱり、暗譜できたかどうかはおおきな違いになるということ。
そんなのあたりまえと思う人もいっぱいいると思うけど、私はできていなかった。
そこまでやろうという気合いがなかった。
この3年間で、暗譜に取り組んだのは、たった3曲。
①ショパンのワルツ10番(初回の発表会曲)←すっかりごぶさたでもう弾けない。
②シューマンの子供の情景 見知らぬ国と人々←毎日1回弾いてキープ
③バッハのパルティータ1番プレリュード(今回の発表会曲)←暗譜死守するつもり!

せっかく発表会というじっくり曲に取り組める機会がありながら、この体たらく。
年初の目標にも暗譜を掲げてブログにも書いていたはずなのに、やるやる詐欺である。
オオカミ少年ならぬ、オオカミおばさんだ。

でもね、せっかく今回、成功体験を感じられたので、次はやっぱり、ソロで成功体験を感じたいんだよね。
なので、次回来年3月の発表会に向けて、計画を立てることにした。
おいおい、今まで、無計画だったのかい!って感じだけど、ちょっと真剣に取り組んでみようということで。
最終目標は暗譜で弾くこと。
これは、大変よ~~。
だって、次回弾くのは、バッハのイタリア協奏曲(第1楽章)なんだもん。
だいじょうぶなんか~~~~~~い!笑

 


www.youtube.com

コメント

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへにほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへにほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ