意外にも理解を示してくれたのは…。



グランドピアノを買い替えたいという事を、自分の中で決めてからも、なかなか夫や息子に言い出せなかった。

そりゃあ、あんなに大騒ぎして購入したのに、買い替えるなんて、何を言われるかわからない。

でも、内緒にしておくにはモノがデカすぎる。笑

ある日の夕飯の時に、思い切って話を切り出した。

息子は「なんで〜〜……。」と絶句。

予想外にめちゃくちゃガッカリしている様子。

なぜに?

そして、これまた予想外に理解を示してくれたのは、夫だった。

夫はゴルフにご執心なのだが、ゴルフ道具の話をしてくれた。

「良い道具」というのは繊細で、使い手の微妙な技量を反映するのだそうだ。

上手い人が使えば、その人の思う通りのコントロールで距離も方向も飛ばせるのだ。

しかし、下手な人が使うと、下手さ加減を補ってくれないどころか、打球が安定せず散々な結果となる。

なので、いきなり「良い道具」を使うのではなくて、最初は自分のレベルに合った道具を使い、徐々にランクアップしていった方が、早く上達できるらしい。

へえ、そんなもんかねえ。

まあ、ピアノに当てはまるのかどうかはわからないけれどね。

私の場合は、技術的なことよりも(まあ、全く追いついていないけどさ)、精神的な面の方が大きかったので。

ただ私は、「ピアノを買って、趣味で始めたのよ〜」って、周りの人になんの気兼ねもなしに言いたかっただけなのだ。

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