料理と洗濯は誰がする?



あっという間の三連休だったけれど、今回はなんとなく休めた気がしているのには理由がある。

それは、晩ご飯をほぼ作らなくてもOKだったってこと。

1日目は姑さんが買ってくれたお惣菜で済ませ、2日目は夫が料理してくれた。

そして最終日は、お給料日前ということで家にあるもので済ませる。

家にあるものとは、先日作って残った唐揚げやコロッケ(冷凍してあった)をメインに、付け合わせにサラダ、そして、味噌汁。

おおお!なんと、手間のかからない!

毎日の料理が苦痛でたまらない私にとっては、「作らなくて済む」のは本当に得した気分なのである。

 

私は結婚するまで(30歳まで)、料理をしたことがほぼなかった。

母は専業主婦で「女は結婚すればいやでもやらなきゃならない時が来るから、それまでは家事をしなくていいよ」と私に言ってくれていた。

なんと、30歳まで弁当でさえ母に作ってもらっていたのだから、ダメな女だ。

私が母だったら娘に、「自分で作らないと、嫁にいけないぞ!」くらい言っていると思うが、今思い起こしても母は、弁当作りに対しても愚痴を言ったことはない。

かと言って、母がお料理好きだったかというと、そういうわけでもない。

父が食にほとんど興味がなく、お腹が満たされれば良いタイプだったので、母は毎日粛々と、定番料理を作っていた。

そんな環境だったものだから、いざ、自分で一切合切の家事をしなければならなくなった時、面倒に感じないわけがない。

今まで好きに使っていた時間が家事にとられてしまうわけだよ。

習慣になっていないことは、面倒で仕方がないのだ。

母のことは尊敬し、感謝しているけれど、私の息子のことはなんでも自分で自然にできる人に育てようと思った。

それが息子のためだ、と思うからだ。

なので、小さい頃からいろいろやらせてきた。
24歳の今では大抵のことはできる。

そういえば、息子が小3の頃、サッカー少年団のキーパーをしていたことがあった。

その頃、泥で汚れたソックスやユニフォームは洗濯機に入れる前に、息子に風呂場で下洗いをさせていたのだが、ある時コーチに言われたことがある。

「お母さん、洗濯はお母さんにしてもらえませんか?息子くんが、ユニフォームを汚さないようにプレーしているので。大笑」

それに対しても「家訓なので」と言って乗り切ったのだった。笑

 

 

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