私がいつも聴いているのは、グレン・グールドの『インヴェンションとシンフォニア』だ。
インヴェンションとシンフォニアはそれぞれ1番から15番まであって、楽譜はもちろん番号順に並んでいる。
そしてピアニストがリリースするCDも普通は番号順に演奏が並んでいる。
ところが、グールドのCDは何故か順番がバラバラ。
何かの記事でグールドはこの順番にこだわったと読んだけれどどんな理由だったかは忘れた。
今まではBGM的に、この全30曲をグールドのこだわった順番通りに聴いたり、シャッフルして聴いたりしていた。
しかしここ最近は、BGMというよりじっくり聴きたいので、インヴェンションとシンフォニアに分けて、しかも番号順に並べ替えてプレイリストを作って聴いている。
すると、全部ごちゃ混ぜで聴いていた時よりも、2声と3声の違いがクリアになった。
クリアだと言っても、漠然と、だよ。笑
シンフォニアはやっぱり豪華だなあって、その程度なんだけど。
インヴェンションとシンフォニアは教材で、YouTubeなんかでも色々指導動画?があったり、私自身もピアノ教室で色々教えてもらってはいる。
いろいろ知って、へえ〜そういうことなんだ〜とか知識が深まるのも楽しい。
けれど、私にとってはシンプルに素敵な曲集なのだ。
改めてこの30曲は全て弾いてみたいと思ったよ。
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