もしも、タイムスリップできるとしたら。



映画でもドラマでもタイムスリップするストーリーって面白いけれど、現実味はあまりないので今まであまり考えたことがなかった。

しかし、にわかに私の中で「出来たらいいのに!」という気持ちが湧き上がってきている。

そのきっかけは、今読んでいる『グレン・グールド 未来のピアニスト』青柳いづみこ/著だ。

バッハの演奏で一目を置かれているグールドだけど、その昔、青年だった頃に演奏会でショパンも弾いていたらしい。

そしてその音色はとても優しく、素敵にレガートしているんだって!

そして、グールドのライブ演奏では、美しく繊細なピアニッシモがホールに響くのだって!

ピアニッシモが響くってどんな?

それで、タイムスリップしてグールド青年の演奏会をライブで聴きたい!と切に思ったわけ。

青柳さんは、「録音ではそのピアニッシモはわからない」って言うんだよね。

あああ、残念すぎる!

もしも、タイムスリップすることができたら、グールドのおうちの近所に住んで、グールドの練習を毎日こっそり聴きたい。

あ、グールドの愛犬になってもいいなあ。

もう、変態?ストーカー?の域になっちゃってる?笑


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