二人のインヴェンション



今までグレン・グールドのインヴェンションばかり聴いていたのだけど、インヴェンションを復習しようと思い立って、別のピアニストのインヴェンションも仕入れてみた。

クリストフ・エッシェンバッハ氏はピアノレッスンシリーズと題してバイエルからソナタまでCDをリリースしていて、その中の1枚だ。

二人のインヴェンションを聴き比べたいと、プレイリストを作ることにした。

1番から順番にエッシェンバッハとグールドを交互に並べる。

こうして聴き比べると、まるでテンポがちがったり、装飾音符も違ったりで、別な曲?って思うくらいのものもあってなかなか面白い。

エッシェンバッハのCDジャケットに「単にテクニックの模範を示すものではありません。日常の練習に使っているバイエルやツェルニーでもひとつひとつは素晴らしい音楽であることを知り、楽しく弾けるようになることを大きな目的としています。」とあるけれど、やはり少し四角四面な感じがするかなあ。

グールドの方が自由だし、歌っているし(実際にも!笑)、要所要所にめちゃくちゃ優しい音があって感動する。

エッシェンバッハの明るい音も結構好きだけどね。

Amazonで調べてみると、他にもいろいろなピアニストがインヴェンションのCDをリリースしているのね。

私のコレクション癖がムクムクと湧き上がって来そうで怖い。笑

 

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